ファイターズ
《ハム番24時》10月27日
ドラフト2位、大阪学院大のエドポロは、いろいろな〝呼び名〟で成長してきたらしい。小さい頃から現在まで、ナイジェリア出身の父親には「スーパーヒーロー」と呼ばれているという。明確な理由は伝えられていないそうだが、「すり込まれていますね」と、スーパーヒーローになるイメージを常に持って生活してきた。
大阪学院大の中村監督からは通常、「ケイン」と呼ばれる。ただ、まれに「エドポロ」と名字で呼ばれることがある。同監督は、呼び名を明確に使い分けていた。
「普通だったらケインと呼ぶんですけど、エドポロと呼ぶ時は叱るときです。エドポロと呼ぶと、怒られると思うので、顔が違いますね(笑)。そのぐらいの使い分けはしました。でも、そんなに叱られるような子じゃないです。本当に陽気だし、人気キャラ。ただやっぱり大学生なので、ところどころ緩いところがあった。ピリッとさせる意味でちょっと、『おい、エドポロ!』と」
プロで活躍すれば、ファンからまた新しい呼び名で呼ばれることもあるだろう。エドポロケインが本当のスーパーヒーローになる日が楽しみだ。