ファイターズ
《ハム番24時》10月26日
日本ハムは20日にクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでソフトバンクに敗れ、シーズンが終了。自由参加の秋季練習が始まった23日の午前10時ごろ、千葉・鎌ケ谷の室内練習場をのぞくと斎藤の姿があった。
レギュラーシーズンでは自己最多の47試合に登板し、CSでもファーストステージで2試合連続セーブを挙げるなどフル回転。早速、来季に向けて再スタートを切った右腕に声をかけると「練習するのが偉いんじゃないんですよ。休み方が分からなくて…。けがしてからですね」と明かしてくれた。
22年オフに阪神からトレードで加入。翌23年の春季キャンプ初日に行われた紅白戦で、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負った。およそ1年間のリハビリを経験したこともあり、休むと不安になるそう。「休む勇気も必要なんですけど」と分かってはいるものの、トレーニングしてしまうという。
翌24日も早朝から体を動かし、「朝、頑張らないと、いい一日を過ごせない。きょうも頑張ったんですけど、1時間、寝坊しました。6時に起きる予定だったんですけど、それが6時50分なので、そこが甘さですね。オフこそ自分に厳しくしないといいトレーニングはできないですね」と話していた。朝が苦手な記者からしたら、寝坊しても十分、早起きだと思った。