ファイターズ
2025/10/26 13:30 NEW

《荒木大輔のズバリ解投》栗山さんもイライラしていたはず 幸太郎よ、来季は最低でも30本!

ソフトバンクを追い込んだが…

 日本ハムの今シーズンが終了した。記憶に新しいクライマックスシリーズ(CS)。リーグ王者のソフトバンクを限りなく追い込んだ。昨年は同じCSファイナルで、3連敗(0勝)した。成長を示したのは明らかだった。勝敗を分けたのは、きっちりとやるべきことをやっているかどうか。ここぞの場面での送りバントや進塁打。守りでは、やってはいけないエラー。そこに尽きるだろう。

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 最終第6戦。(清宮)幸太郎のエラーが先制点献上につながった。決して責めるつもりはない。前向きなプレーだった。ただ、その積み重ね。一つ一つのプレーに対する精度の高さが、ベンチはもちろん、プレーヤー同士にも安心感を与える。

フォームを安定させた達が急成長

 シーズンを振り返ると、若手の成長が顕著だった。代表的なのが達と福島だろう。まずは達。インパクトは大きかった。もともと持っているボールは素晴らしい。昨季までファームで見ていて、ランナーを背負った時のピッチングに関して思うところがあった。ハッキリ言うと、クイックがうまくなかった。それではフォームがバラバラになってしまう。ところが、今春のキャンプでしっかり改善されていた。フォームの安定は好投に欠かせない。

 福島は、達に比べて早い段階から、まとまりがあった。シーズン序盤は調整に苦慮したようだが、一つ一つ試合で実績を重ねることで自信を付けていったように思う。

立場が違う来季 「やってもらわなきゃいけない」

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