ファイターズ
《ハム番24時》10月19日

CSに入ってからの〝レイエス打ちすぎ問題〟について、後ろを打つことが多い郡司に見解を尋ねた。すると、18日の試合を例に挙げ「本当に問題ですよね。でも、なんできのうは勝負したんだろうと。絶対に敬遠やろと思っていたら。インコース、ボール気味でいいというところが、たぶん甘くなっちゃったんでしょうけど」と推察した。
一つ興味が湧いた。仮の話になるが、郡司捕手ならどんな配球、作戦でレイエスを抑えにいくのか―。そんな質問をぶつけると、一瞬の迷いもなく「勝負しないです!」と回答。「一発がダメな場面だったら確実に勝負しない。ランナーが詰まっていても、後ろと勝負していいんじゃないかというぐらいの感覚です」と続けた。
それほど、今のレイエスは手が付けられないという。ソフトバンク側の視点に立ち「一、二塁でも、場合によっては歩かせていいんじゃないかな、という状態ですよね。ピッチャーの球速が(常時)150キロを超えるとかだったら、話は変わってきますけど。技巧派タイプとかだったら、なおさら危ないです。今は(ストライク)ゾーンに残ったら、ほぼ持っていかれそうな雰囲気があります」と分かりやすく説明してくれた。
郡司が出した単純明快な結論はこうだ。「味方で良かった」。ほかの選手、首脳陣、ファンの気持ちを代弁するような表現。完全同意です。