【一問一答】松本剛 紅白戦3ランでCSに弾み ファンへ「何とか打って恩返しできたら」
紅白戦の三回1死二、三塁、松本剛が左翼越えに3点本塁打を放つ=撮影・小田岳史
■紅白戦 紅組6-4白組(10月8日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの松本剛外野手(32)が8日、エスコンフィールド北海道で行われた紅白戦の三回に左翼席へ3ランを放った。レギュラーシーズン中は打撃不振で苦しんだ選手会長は、あらためて応援してくれるファンに感謝し、恩返しを誓った。試合後の一問一答は以下の通り。
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―加藤貴からホームラン。打席での狙いは
「今、練習で取り組んでいることを試合で出そうと思って。いい打席を送れたのかなと思います」
紅白戦の三回1死二、三塁、松本剛が左翼越えに3点本塁打を放つ
―紅白戦だが、喜びが出ていた。スッキリした部分も
「そうですね、打てるに越したことはないですし。練習でやっていることを試合で出すことができて、良かったです」
―練習でやってきたこととは
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「力感なく振ろうと思って。あまり強い打球を意識せず。軽く振ると言ったら難しいんですけど、ゆっくり振るようなイメージでやっていて。追い込まれてから、いい形でさばけたのは、振りにいっていないから、(バットが)いい出方をしたのかなと思います」
―いいきっかけになりそうか
「どうですかね。CSはまた雰囲気も違いますし。打席でチャンスが来たらしっかり。紅白戦と同じ心境で立つのは難しいですけど、そういう気持ちで臨めたら」

―ファンを入れて紅白戦。試合勘を維持する上でもプラスか
「そうですね。あれだけファンの方が集まってくれて、試合に近い状態でプレーできているのは、すごくいいことだと思います」
―ファンの期待を感じたか
「それは感じますね。2日間とも1万人以上来ていると聞いていたので。平日の昼間からこれだけ応援してくださる方がいっぱいいて、選手はモチベーションを高く保てていると思います」
―去年の経験も踏まえ、CSに懸ける思いも強いのでは
「個人的には昨年とは立場というか、違う状況でCSに向かうので。ただ、チームがいい成長をしてここまできている。1年間、戦い抜いてきた選手たちが一丸となって短期決戦に。個人的にどういう出方になるか分からないですけど、準備してやれることをやりたい」
―ホームランのときはファンの拍手が大きかった
「珍しいからね(笑)。それはあったと思いますけど、紅白戦とはいえ、打てて良かったです。いいきっかけになれば」
三回に3点本塁打を放った松本剛(手前)を迎えるチームメート
―苦しいとき、ファンの声援をどう感じたか
「それは素直に感じているところはあって。今年1年、打てなかったし、いいところが全然なかったですけど、グラウンドに出ると僕に対して手を振ってくれたり、声を掛けてくれたり。すごく温かく見守ってくれて。正直、打てなさすぎて言われなくなるんじゃないかと思っていた時期もあったんですけど、そんなことなく、最後まで声援を送り続けてくれて、期待してくれているのが伝わるので、何とか打って恩返しできたらと思います」
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