【一問一答】田宮裕涼 高校以来の2打席連発 「後輩たちには申し訳ないことしたなって…」
二回1死、ソロ本塁打を放った田宮=撮影・桜田史宏
■紅白戦 紅組5-2白組(10月7日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田宮裕涼捕手(25)が2打席連続で本塁打を放ち、11日から始まるクライマックス・シリーズ(CS)に向けて弾みをつけた。二回に先制の右越えソロ、三回にはバッテリーを組む福島蓮投手(22)から右中間スタンドへ2ランを叩き込んだ。試合後の一問一答は以下の通り。
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―2打席連続ホームラン
「シーズンで打ちたかったです。以上になります(笑)」
―CSに向けていい弾みに
「シーズン最後らへん(状態が)良くなかったので、ちゃんと打てて良かったなという感じです」
二回1死、紅組の田宮がソロ本塁打を放つ
―普段、ボール受けている達、福島と対戦するのは
「後輩たちには申し訳ないことしたなって思ったんですけど、後輩たちが僕の調子を良くしてくれたかなって。分からないですけどね」
―いつも球筋を見ていることがプラスになった
「どうなんですかね? はい。たぶん。ホームランはたまたまです。以上です~」
―2本とも打った球種は真っすぐ
「達(から打ったボール)はカットです。たまたま当たりました」
二回1死、達(左)からソロ本塁打を放った田宮
―真っすぐ系をはじき返せた
「そうっすね。最後らへん、シーズンで真っすぐは打てていなかったので、そこらへんは一つ良かったかなというか、CSに向けていい感じになれるのかなとは」
―2打席連発は初めて
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「野球人生では高1の秋以来です」
―練習試合か
「秋の大会です。若松高校(戦)です。五回コールドで勝ちました。そんなのどうでもいいです(笑)」
―シーズン最後は真っすぐを捉えられなかったが、今は
「タイミングとポイントをしっかりしようと練習から取り組んでいるので、そこが一番、良くないと打てないので。打てている時はそこが良かったので、そこの修正をしっかりしようという感じでやってます」
―手応えがあった
「きょう打てたので、とりあえずは良かったなと思います」
三回2死一塁、2打席連続の本塁打を放った田宮
―昨年はCSで悔しい思いもした
「去年は初めてのCSだったので何もかもがすごい初体験。今年はやっぱり去年を経験している分。経験があるので、ちょっと今年のCSは去年とは入りが変わってくるかなっていうのがあります」
―昨年は気負うものがあった
「気負うものというか、短期決戦での戦い方が初めてだったので、相手はシーズンとは違う攻めをしてくる。そういうのは経験しないと分からないので、そこは経験できたので、シーズンとは違う戦い方をしてくるのではと予想はできる。そういう経験になっているかなと思います」
二回1死、田宮がソロ本塁打を放ち、チームメートとタッチを交わす
―シーズン終盤もソフトバンクと競っている中でスタメン起用。その経験も生かせそう
「そうっすね。優勝争いしている中での戦いだったので。ほぼ短期決戦に近いような感じで、一戦一戦、勝たないといけないなっていう気持ちでやっていたので、そこの経験もCSには生きてくるかなと思います」
―ボールを受けた柴田が落ち球に納得していなかった。受けてみてどうだったか
「納得していなかった通りじゃないですか。曲がり球はもともとうまいので、落ち球の感じとかどういう感じですか?とか毎回、聞いてきていた。柴田はきょう、落ち球を多く投げていたので、そこで修正というか、いいフォークにしようと頑張っていた。きょうはきょうで、たくさん投げられたことが良かったのかなって。その中で柴田が修正できるのかなって感じです」
柴田とバッテリーを組んだ田宮