ファイターズ
2025/10/06 20:05

【一問一答】レイエス 日本ハム愛を語る「僕の場所をつくってくださる限りはずっとファイターズにいたい」

打撃練習を終え、笑顔のレイエス=撮影・松本奈央

本塁打&打点の2タイトルを獲得

 日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が6日、報道陣の取材に応じ、レギュラーシーズンの総括、ポストシーズンへの意気込みなどを語った。本塁打と打点の2冠に輝いたパワーヒッターは、チームメートへの感謝の言葉を何度も繰り返し、日本野球、そして日本ハムへの愛を語った。会見での一問一答は以下の通り。

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―本塁打王と打点王、おめでとうございます
「(日本語で)ありがとうございます」

―来日2年目のシーズンはどのようなものだったか
「とても良いシーズンになりましたし、満足できるうれしい結果になったと思います。やはり周りからの支えが大きかったですね。特にチームメートだったり、コーチ、スタッフの皆さん、そしてファンの皆さん。シーズン通してずっと僕のことを応援してくれたので、そのおかげでずっと高いモチベーションを持って、野球と向き合うことができました」

―32本塁打、90打点という圧倒的な数字を残した
「まずは自分に自信を持って。あとはトレーナーさんから、これをやったらどうかと言われたことを、自信を持って、彼らを信頼しながら取り組む。これが大きかったと思います。この2つがあれば、神様も自分のことを見てくれると思うので、絶対に良い結果、それなりの結果が付いてくると信じていました。ただ来年に向けてはもっともっと準備して、もっと良い結果を残せるように頑張りたいと思います」

―ファイターズで過ごした2年目のシーズン。チームとの関わり方に変化はあったか
「本当に彼らに囲まれている、その時間がとても幸せです。チームのコーチであったり、選手であったり、スタッフの皆さん、彼らの全てが、僕にとって本当に家族のような存在です。実際、普段は家族が恋しくなることはあるんですけれども、ただ自分がクラブハウスにいて、彼らと一緒に過ごす時間は、家族を恋しくなくなります。日本に来た時は、本当に日本に来るという決断をしたことは、自分にとって良かったのか、悪かったのかと、ちょっと考えていたんですけど、今は自信を持って言えます。本当に日本に来て良かったです」

―ファイターズ愛を語る場面も多いが、チームのことをどのように思っているか
「やはり競争心がすごく高いなというのは思います。それは相手チームに対してもそうだし、自分たちの中でもそうだと。勝つことに対して貪欲だったり、その都度その都度、結果はどうであれ、あした、きょうよりも良い結果を残そうという、そういう盛り上がりを常に感じるチームだと思います。そういうところで、常にベストなパフォーマンス、そしてファンの皆さんにベストなショーを届ける、そういう意識が非常に高いので。ほかのチームがどうかというのは分からないので言えないですけれども、でもファイターズはそういう意味では、本当に特別なチームだと考えています」

―今年の2位というチーム成績をどう感じているか
「個人的には悪くはないと思っていますね。もちろん優勝を目指してやるに越したことはないですし、僕もそれを望んでいるのは大前提ですけど、ただ、まず僕の中で一番の優先順位は、まずプレーオフに進むことで、それがまず大事というふうに、個人的に考えています。それを達成したので良かったと思いますし、今年、シーズンを通していろいろなことがありました。例えば(伊藤)大海さんも僕も、清宮幸太郎も素晴らしい成績を残しましたけど、そんな僕たちでも、たまには良い時もあれば、たまには調子が低減してしまう時期もありました。本当に、まさにジェットコースターのような1年だと思いますけれども、でもそれはあって当たり前のことですし、あとは監督も、僕たちのためを思っていろいろな調整を効かせてくださいましたし、時にはアドバイスをくださいました。僕に対しては、個人的には去年よりも、監督からの指示を熱く受けることができたと思います。時には、ちょっと驚くような采配もありましたけれども、でもその采配が終わった後は、チームのためなんだと僕たちも思える、そういう決断だったので、そういう意味で、僕は悪くなかったシーズンだと思います」

―ソフトバンクとは次のステージでも戦う可能性がある。勝ってやる、という闘争心、意識は強く持っているか

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