コンサドーレ
2025/10/04 20:50 NEW

宮澤裕樹の今季初ゴールも悔しいホーム3連敗「最後まで歯を食いしばって勝つ姿を見せないと」

後半26分、今季初ゴールを決めたMF宮澤(右から2人目)=撮影・小田岳史

■J2第32節 札幌1-2山形(10月4日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

 北海道コンサドーレ札幌はホームで連敗。後半10分から途中出場したMF宮澤裕樹(36)が、0-2の同26分にミドルシュートで今季初ゴールをマークした。最後まで逆転勝利を信じて攻め続けたが、その後は山形の厳しいプレスに苦しみ追加点を奪えなかった。リーグ戦は残りは6試合。次節はアウェーで富山と対戦する。

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反撃のゴールでチームが前向きに

 札幌のバンディエラが目の覚めるようなゴールでチームに反撃の合図を入れた。左サイドでMF高嶺朋樹(27)のスローインから、MF青木、MF荒野とつないで再び高嶺がボールを持つと、目の前の相手DFを切り返しで振り切り、中央ペナルティーエリア手前付近に詰めていた宮澤へ右足でグラウンダーのラストパス。宮澤が右足を振り抜くと、相手DFとGKの間をすり抜けてゴールネットを揺らした。

後半26​​​​​​分、ミドルシュートを決めて1点を返したMF宮澤(左)=撮影・中本翔

 

 「(高嶺)朋樹もこっちを見てましたし、しっかり外で(好機を)つくった時に、相手のバイタル、自分の前のプレーエリアが空いてるのはもう分かっていた。(パスが)自分の右足に来るようにボールを呼び込むこともできましたし、朋樹から打ちやすいボールが来たので、意思疎通はできていたかな。自分がゴールを取ることによって、追い上げムードをつくり出せればいいなと思って。取ってから他の選手の気持ちが前向きになって、前へのプレーが増えましたし、あとちょっとでゴールのシーンもありました。そのあとはチームでゴールをこじ開けることはできなかったですし、チームを勝たせることができなかったので、次は勝利に導けるようなゴールを取れれば」

途中から入る選手の難しさ

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