【一問一答】伊藤大海 今季最終戦に先発 単独最多勝つかむ「勝ちが付くまで投げます」
4日のロッテ戦(ZOZO)に先発登板する伊藤=撮影・桜田史宏
自身初の15勝目へ闘志
日本ハムの伊藤大海投手(28)が、今季のレギュラーシーズン最終戦となる4日のロッテ戦(ZOZO)に先発登板する。今季ここまで積み上げた勝ち星は、最多勝を獲得した昨季と並ぶ14個。15勝目をマークしてキャリアハイを更新し、自身初の単独での最多勝獲得を狙う。登板前日の一問一答は以下の通り。
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―レギュラーシーズン最終戦をあすに控えての心境は
「レギュラーシーズンはこれがチームとしての最後になるので。悔しい結果ではありましたけど、今年のファイターズはこうだった、というのを象徴できるようなゲームにして、またその先の戦いに向けても、しっかり心も体も準備していける、そんなゲームにしたいと思います」
―目安の登板イニングなどは告げられているか
「勝ちが付くまで投げます」

―勝てば15勝に到達。数字へのこだわりは
「それは絶対達成したいですし、何よりそういうピッチングをすれば、チームは自ずと良い形でシーズンを終えることができると思うので、勝ちにこだわって、いつも通り投球したいと思います」
―勝てば沢村賞にも近づく。沢村賞への思いは
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「最終的にそういう数字も付いてきてくれれば、とは思いますけど。あしたは何が何でも勝ちたい、そういうゲームだと思います」
―クライマックスシリーズに向けて弾みを付けるための一戦でもある
「さっきも言ったとおり、心も体もそこに向けて、というのもそうですし、ファイターズの2025年はこういうチームだったというのを象徴できるような、そんなゲームにしたいなと思います」

―いつもより短い間隔で登板を続けているが、調整の部分でも慣れてきているか
「そうですね。そんなに違和感なく過ごせていますし、特に体も問題ないかなと思います」
―14勝で終わるのと、15勝で終わるのでは大きな違いがあるか
「去年も14(勝)でしたし、あした勝って、何とか単独で最多勝を取りたいです」
―奪三振数も現在リーグトップ(189個)。自身の分析ではどういったところが要因と考えるか
「真っすぐが強くなって、よりゾーン内で勝負ができるようになったというのが、ひとつの要因かなと思っていて。フォアボールもすごく減りましたし。28個とか、確かそんな感じだったと思うので。それだけゾーン内で勝負を仕掛けられているという。その分(打たれた)ヒットも増えましたし、ホームランも増えたというのは、またこれ以降の戦いの課題でもありますし、自分の選手としての課題でもあると思うので。ゾーン内で勝負する中で、いかに一発を浴びないかとか、致命的な一打は浴びないか、というところを探求していきたいと思いますね」

―K/BB(奪三振と与四球の比率)でもすごい数字(6.75)を出している。そのあたりも意識してきたか
「そうですね。ボス(新庄監督)もずっと言っていたところではありますし。イニングもその分増えていっているので、余計なランナー、余計な球数というところで、すごく意識していたので。それが結果的に三振が増えるという形にもつながったので、大きな成長かなと思います」
―メジャーリーグはひと足先にポストシーズンへ突入。チェックはしているか
「もちろん。しょっちゅう見ていますし、ちょうど朝準備しているような時間なので。すごく楽しく見させていただいています」
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―刺激を受けている選手はいるか
「(大谷)翔平さんはもちろんですけど、(山本)由伸なんかも代表で一緒にやりましたし、近くでプレーした選手が活躍しているというのはすごく刺激にもなりますし、一番はやっぱり勉強になるなというのもあります」
