大学・社会人野球
2025/09/21 16:20 NEW

F伊藤大海の母校北洋大が休部 最後は13人で勝利締め【道6大学野球】

最後の試合結果をバックに記念撮影する北洋大の大滝監督(前列中央)と選手たち=撮影・西川薫

■道6大学野球秋季リーグ戦 第5節最終日(9月21日、苫小牧・とましん)
▽旭川市立大1-4北洋大

有終飾った大滝監督を胴上げ

 この秋限りで休部が決まっている北洋大は、先発した藤田和来投手が1失点完投。4-1で旭川市立大に勝利した。1999年に、前身の苫小牧駒澤大時代から監督、総監督として26年間指揮を執ってきた大滝敏之監督(70)が試合後、現役選手、OBらに胴上げされ、有終の美を飾った。

選手、OBに胴上げされる北洋大の大滝監督(中央上)

 

【#大学野球 関連ニュース一覧】

 部員13人で挑んだ最後のリーグ戦は5勝5敗の単独3位でフィニッシュ。試合前ノックの際には、対戦相手からも引退する指揮官に拍手が送られた。試合後のラストミーティングでは「4年生には、最後までついてきてくれてありがとうと言いました。春で上がりたいという子もいた中でね、なんとか最後までやってくれと。事故もなく終われた。前半、本当に東農大北海道と函館大になんとかもう少し食い下がりたかったんですけどね」。最後まで勝負師として勝利を追い求めた。

社会人野球のたくぎんで選手、監督として実績残す

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい