コンサドーレ
2025/09/21 00:05 NEW

白井陽斗 本職FWで値千金の先制弾!「トップレベルのクロスが来てびっくり。当てるだけでした」

後半7分、先制のヘディングシュートを決め、喜ぶFW白井(手前右)。左はMF近藤=撮影・北波智史

■J2第30節 徳島1-2札幌(9月20日、徳島・鳴門大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

 北海道コンサドーレ札幌は20日、敵地で4位・徳島と対戦し2―1で勝利した。1トップで先発したFW白井陽斗(25)は、0―0で迎えた後半に2戦連続ゴールとなる先制点をマーク。リーグ最少失点を誇る強力守備陣に風穴を開け、2試合ぶりの白星を引き寄せた。

抜群の機動力 動きはキレキレ

 本職のFWに戻り、値千金の仕事を果たした。抜群の機動力を生かしたキレキレの動きで立ち上がりから攻撃陣をけん引した。前半1分には相手DFのクリアボールにダイレクトで左足を合わせ、いきなり相手ゴールを脅かす。挨拶代わりのシュートで勢いに乗った背番号71は、その後もピッチを縦横無尽に駆け回りチャンスに絡み続けた。

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 「最初の5分、10分はシュートを打ってCKを取るという監督からの指示があった。それが良い形で取れたのでゲームの入りが良かったかな」

後半7分、先制のヘディングシュートを決めるFW白井(右)

 

どんぴしゃヘディング

 マリオ、バカヨコらエース格が不在の一戦で存在感が際立った。両チーム無得点の後半7分。膠着するゲームを動かしたのも白井だった。高嶺の左斜め後ろからのクロスに反応すると、どんぴしゃのヘディングシュートをゴール右隅にたたき込んだ。

 DFラインとの駆け引きを制し、フリーの状態から頭で合わせた白井は「FWで出る以上はゴールを意識して一番点を取りやすいところへ入ろうと思っていた。トップレベルのクロスが来てびっくりしたけど当てるだけでした。率直にうれしかった」と満面の笑み。点取り屋の能力が、ここ一番で発揮された。

指揮官も絶賛「それほど素晴らしいシュートだった」

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