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2025/09/12 22:40 NEW

達孝太 7回2失点でHQS達成も黒星「初めてあんなに足でかき回された」

7回2失点でHQS達成も黒星を喫した達=撮影・小田岳史

■パ・リーグ20回戦 西武7-3日本ハム(9月12日、エスコンフィールド北海道)

 「ほぼ、負けたら終わり」。チームが激しい優勝争いを繰り広げる中、日本ハムの達孝太投手(21)は背水の覚悟で先発マウンドに上がっていた。

四回にわずか5球で先制点献上

 序盤三回は走者を背負いながらも、150キロ前後の直球とフォークを軸に要所を締めて無失点。しかし四回、獅子打線が牙をむいた。先頭の俊足・滝沢に内野安打で出塁を許す。続く外崎の打席で一度けん制を入れたが、初球で二盗を決められると、相対した外崎には中前適時打。この回、わずか5球で先制点を許した。

四回無死二塁、外崎に先制の適時打を浴びる達=撮影・東倫太朗

 

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 その後、外崎にも二盗を決められ、2死二塁から山村に左中間への適時二塁打を浴びた。まだ中盤での2失点ではあったが、西武の先発・高橋の調子が良かっただけに、重くのしかかった。「(自分自身は)走られても抑えたらいいやろって感じのタイプなので、あそこで抑えられなかったのは、ちょっと磨かないといけないことあるなと思います」。走者が得点圏に進んだとしても、生還を許さなければ、失点することはない。ピンチを背負った過程よりも、相手を圧倒できなかったことを悔やんだ。

「先頭を出したら、ああいう風に…」

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