【気になるあの2人】第8回は堀瑞輝&達孝太 5学年差も関係なしの仲良しコンビ
気になるあの2人 第8回は堀瑞輝(左)と達孝太
知る人ぞ知る組み合わせ 先輩左腕は金づる!?
日本ハム選手同士の仲の良さを独自調査する『気になるあの2人』。第8回は、知る人ぞ知る仲良しコンビの堀瑞輝投手(27)と達孝太投手(21)に5つの質問をぶつけた。互いに服が好きで、ともに「気が合う」と認める間柄。5学年の差を感じさせない好相性ぶりを見せる一方で、後輩右腕が先輩左腕を〝金づる〟にしているという疑惑も浮上した。真相はいかに…。
呼び方はともにシンプル
【1】お互いの呼び方は
堀「達しかない(笑)」
達 「堀さんですね。言い方、変えた方がいいですか? 瑞輝くんとか言った方がいいですか?(笑)」

癖は強いが害はない
【2】仲良くなったきっかけは
堀 「いや別に、特に…。あいつは、ウエートの知識とか、サプリメント系、プロテインも含めて知識があるなってすごく思っていたので、そういうところをオレが聞いたりして、じゃないですか、たぶん。3年前ぐらいにオレがけがして、やることなさすぎて、ウエートルームにいた時、そこであいつの知識がすごいなって、思ったぐらいじゃないですか。(プロに)入ってきた頃は、(達は)なかなかに癖が強い感じだったから(笑)。でも別に、害がある変なヤツではない。ちゃんと自分のやることだけをしっかりやる後輩だったから。変なヤツでもありつつ、自分の道はしっかり決めてやる、みたいな感じなので。我が強いなとは思いますけど(笑)。そもそも自分は人に興味がなかった。あいつも言っていたけど、気が合うといったら確かにそうなのかな」
達「服ですかね。たぶん。同じブランドを着ていて、あれ?みたいな。『Ground Y』というブランドなんですけど、堀さんが好きで着ていたみたいで、自分の持っている服と全く一緒のものを持っていたので、そこからですね」

意外と!?ちゃんとやっている先輩左腕
【3】相手のここが好き! 直してほしいところは
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堀「ここが好きなんてないぜ(笑)。良い意味で、自己中だなと思います。直してほしいところとしては、(堀のことを)金づるだと思っているところ(笑)。あれが欲しいだ、あそこに連れて行ってほしいだ、あれ食べたいですだとか、ことあるごとに(言ってくる)。さすがに無理なものは無理ですけど、普通にそういうことを言ってくるヤツなので。オレと細野のことを、金づるだと思っているんだろうなって。5学年、離れているからね。良い金づるだと思うな、と書いておいてください。誕プレで、20何万円とか求めてくる後輩なんていねーよ(笑)。その時は服で、バグっているのかと思った。細野もバグっているけど」
達「う~~~ん。むずいっすね。好きなところ? そうっすね、好きなところ、好きなところ…。一緒に買い物に行ってくれるところですかね。一緒に買い物に行ってくれたり、あとは野球を結構、真剣にやっているところ(笑)。野球、結構、真剣にやっています。意外というか、ほんわかやっているように見えて、結構、真剣にやっています。ランニングも真剣にやっている。もちろんみんな真剣にやっているんですけど、しっかりほかの選手より走っているように見えますね。さすが宮西門下生(堀はオフの自主トレを宮西と行っている)。直してほしいところは、そうですね~。う~ん。そうですね。ちょっと待ってください。(考え込む)。意外とないかもしれないです。あ~、朝にちょっと眠そうにウエートルームに来ること。でも、来たらちゃんとやっている。入ってくる時に、眠そうに入ってくる。もうちょい、元気に入ってきてほしいですね(笑)」

真冬の札幌を2人きっりで…
【4】一番の思い出は
堀「一番の思い出!? それこそ、おととしか、本当に誕プレの求める量がバグっていたことです(笑)。服からバッグからと求められて…その時、まだ細野はいなかったから良かったけど、バグっていました。しゃあないから、買いましたよ。まあ、トレーニングのこととか教えてもらっているし、サプリ系をもらったりもしていたので。とはいえ…本当に金づるだと思っている(笑)。金が湧いて出てくると思っているじゃないかな。良い意味で、遠慮がない。まあ、そのくらいで来てくれた方が、こちらとしても楽ではあるけど。でも、ナメてます(笑)」
達「ええ~?!一番の思い出か…。真冬の札幌で、2人で凍えながら歩いたことですかね(笑)。去年の冬に、2人で買い物に行ったんですよ。自分が10月にプロ初勝利を挙げたので、堀さんが(プレゼントを)買いに行くかと言ってくれて、確か大通とか、もうちょっとすすきの寄りぐらいのところのお店に、バッグを買いに行ったんです。でも、その店に買いたい物の在庫がなくて。札幌駅の方の店舗だったらありますと言われたので、そっちまで行くことにして。堀さんに『ここから近いの?』と聞かれたので、このまま真っすぐです、と言ったら、歩いて行こうとなって。めっちゃ雪降っている寒い中、地下を通らずに上の道を歩いて。でも、2駅分ぐらいって、実際は結構、遠いじゃないですか。堀さんの感覚では、500メートル先のイメージやったらしいんですけど、歩きながら『まだ着かないの?』みたいな(笑)。めっちゃ寒くて、雪も降っている中、 途中、寒すぎてスタバ寄って温かいの頼んで(笑)。そのまま札幌駅まで歩いた思い出です。ちなみに、堀さんは何て言っていましたか?」

金づる疑惑を直撃!
―誕生日にあれもこれも買わされて、金づるにされていると…
達「ハッハッハ。どんだけ買ってくれんのやろうなあって、探り探りいったら、全部いけました(笑)。これも、これもお願いしますみたいな。20万くらいいきましたね(笑)。堀さんが、『欲しいのがある』と言って付いて行ったんですけど、自分がこれいいっすねってボソって言ったら、『いる~?』みたいな感じで言ってくれて」

真面目な後輩とさみしがり屋な先輩
【5】オレだけが知る相手の素顔を教えて
堀「坊ちゃん。お金の使い方が坊ちゃん。先輩に、あそこ連れて行けと普通に言ってくる感じ。ただ、お坊ちゃまのくせに、毎日か分からないですけど、夜にウエートルームの器具を磨きに来ているらしい。僕は見たことはないけど、トレーナーと話していて、達が毎日、磨きに来ていると。あいつ、わざわざ磨きに来ているんだって思って。そういうところは真面目というか、几帳面というか。やることはちゃんとやるし、ちゃんとしている」
達「自分は全然、坊ちゃんじゃないです(笑)。堀さんの意外な一面ですか? そうですね、意外と可愛いところありますよ。ハッハッハッ。たとえば? 結構、サバサバしているというか、淡々としているイメージだと思うんですけど、意外とさみしがり屋じゃないですか(笑)。あとは、最近、重量を上げてウエートをしている。補助に入ったりもするんですけど、今年に入ったくらいから、むっちゃしっかりやっています。球速も速くなっていますよね。意外と、みんな見ていないかもしれないですけど、(チームの)上位20%くらいに入る重りを扱っています。意外と重量扱っています。しれっと(笑)」
