■セ・パ交流戦１回戦　日本ハム―ＤｅＮＡ（６月６日、横浜スタジアム）

　日本ハムの堀瑞輝投手（２７）が６日、１軍選手登録された。前カードの阪神戦でフル稼働したブルペン陣を救うべく、２０２１年の最優秀中継ぎ投手が、今季初の１軍舞台で左腕を振るう。試合前練習での一問一答は以下の通り。

―今季１軍初昇格。今の率直な気持ちは
「ファームと変わらず、自分の投球をしっかりやりたいなと思っています」

―練習中に新庄監督と話をしていたが、どんな話だったか
「打たれてもいいから、バンバン全力でいけばいいから、ということを言われました」

―ファームでは好成績を残していたが、どんな気持ちで昇格を待っていたか
「いつ呼ばれてもいいように。１軍に上がれていないのがずっとだったので、今年はなんとか結果を求めてやっていきたいというのは、自分の中でテーマがあったので、そんな感じでやっていました」

―ファームで重点的に取り組んできたことは

「真っすぐの強さを、平均球速を上げたりとか。あとは新しい球種をしっかり定着させるために、金子コーチといろいろやってきたので、そのあたりかなと」

―理想として平均球速をどれぐらいまで上げたいと思っているか
「まずは１４５（キロ）を目標にはやっています」

―久しぶりに１軍に戻ってきたことに、感慨深さなどはあるか
「ないです。何もないです」

―１軍の景色に変わりは感じないか
「覚えていないです。長く１軍に来ていないので。ただ、それぐらい自分では新鮮な感じではあるので、失うものはないという感じで考えて、どんどん腕を振っていければいいなと考えています」