【一問一答】達孝太 12日の西武戦に先発 リリースを参考にしている剛腕とは
12日の西武戦に先発する達=撮影・小田岳史
今季6度目の西武戦登板
日本ハムの達孝太投手(21)が12日の西武戦(エスコン)に先発登板する。前回登板した9月4日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で、およそ1カ月半ぶりの白星を手にした右腕が、再び連勝街道をつくりにいく。今回の調整中には真っすぐの強さに手応えを感じたという。そのきっかけなどを語った登板前日の一問一答は以下の通り。
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―前回、7勝目を挙げた。次の1勝は大きくなると思う
「あした勝たないと2桁が(届かない)。全部、勝ちますよ」
―今週の調整は
「状態が良いと思う。ちょっと真っすぐも強さが戻ってきたな、とキャッチボールをしていても感じるので、バッターの反応も見てみたいなっていうのはありますね」

―西武とは相性が良い(今季、5戦3勝無敗)
「また西武って感じです(笑)。前回(8月26日、6回2失点)は何か考えすぎていたので、こんだけ抑えているんだからと自信を持って、あしたはいこうかなと思います」
―疲れはピークの時期だと思うが、強さが出てきた要因は
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「この前のオリックス戦(9月7日)、山下舜平大さんが投げていたじゃないですか。リリースの映像とかあがるじゃないですか、スローで。あの感じで投げたら強そうだなっていうので、ちょっとイメージして投げているんですけど、それがちょっと良いかなっていう。キャッチボールは良いので、あとはバッターの反応がどうなのかなっていうような考えです」
―フォームよりもリリースを意識
「ああいうふうに投げたら、スピンの利いた強い速球を投げられるんじゃないかなっていうイメージで投げてます」

―力感なく最後に力を入れるイメージか
「ボールにかける圧みたいなのが、すごい良いなと思ったので、最後、リリースのところはそういうイメージですね」
―この前1つ勝って、メンタルの部分で楽になったか
「でも勝てたことによって(10勝まで)あと3戦全部、勝たないといけないっていうプレッシャーが出てきた。そのプレッシャーが良い方に向くようにしたいなと思ってます」
―そういうプレッシャーはあった方がいいか
「常にプレッシャーじゃないですか(笑)」
―優勝争いしている中での登板
「ほぼ負けたら終わりなので、勝つことしか考えてないんじゃないですか、みんな。割り切って勝ちにいくんじゃないかなとは思います」

―個人の目標としては
「とりあえず完封したいですね。久々に言いましたけど(笑)」
―前回の伊藤の投球を見て感じることはあるか
「全然、かなわないんで。さすがって感じじゃないですか」
―見ていたか
「見てましたよ。完封してほしかったですけどね」
―気迫のこもった投球
「投げる時に声を出せば、援護点が入るっていう、うわさが最近(立っている)。きょうの北山投手に注目します」
