《SHINJOの信条》いやあ、いいゲームでしたよ。緊張感がまた成長につながるので

■パ・リーグ17回戦 日本ハム8-6ロッテ(9月2日、ZOZOマリンスタジアム)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「2-0でいいゲームでしたね(笑)。って思えば楽です。(ロッテは)やっぱ勢いありますね。前の試合でソフトバンクさんに(勝って)。すんなりとは終わらないと思っていたので、(六回に)ダブルスチールで1点でも多く取っておこうと。あれが効きましたね。良かった、良かった。気を抜かないように。1点でも多く取っておこうと。良かったね。きょう投げづらかったでしょうね。風が」
―先発の伊藤も苦労していた
「最後、上原くんは八回に全力を使い果たしたと思うんですけど、新しく投げるピッチャーはこの風、コントロールしづらいと思って。やっぱ1回でも投げているピッチャーの方が感覚分かるので、焦りもあるし。だからまあヒリヒリしたと思いますけど、上原くん。あとは外野の守備の2アウト満塁で、たっかーーいフライが来たら、もうペンギンのように追いかけてぽとっと落とすみたいなね(笑)。いやあ、いいゲームでしたよ。緊張感がまた成長につながるので」

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―上原は安定している
「自信、持っていますよね。そんなにストライクゾーンに強いボールを投げていたら、そこまで打たれないだろうという気持ちで投げてくれているのが抑えているポイントですね」
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―石井が三回の守備からベンチに退いた
「あれ(三回に無死二、三塁で見逃し三振)は合っていないから。あれは、なんとかしないと。見逃し三振はダメ。自信を持って送り出して、さあ打ちなさいと送り出しても。あれはもう、すぐ山県くんに代えようと。なんとかしてほしかった」
―その山県が六回には適時打
「水野くんもあまり調子良くないですよね。守備ではいいプレーしてますけど、ちょっともう一回、考えて。あした、柴田くんが完投してくれるから」
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―何球がメドか
「40(球)から50の間でいくでしょう。今年はずっと」
―本人は、なんとか60球でいければ5回かと
「60ないかな。本人にはそれくらい投げるよっていう気持ちにはさせておく。そうすることによってちょっと力感なくなるかなって。40くらい投げたら。まあ大したもんですよね。この前まで西日本短大付属高校と戦っていたんだから(笑)。それが今では優勝争いで先発ピッチャーするくらいに。見る目あるわ。オレ(笑)」
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