ファイターズ
山崎福也 四回途中KO 期限設けず2軍で再調整 新庄監督「僕は見ている。鍛え直してもらいたい」

■パ・リーグ19回戦 日本ハム2-3西武(8月27日、ベルーナドーム)
四回途中3失点で今季5敗目
日本ハムの山崎福也投手(32)が先発し、四回途中7安打3失点でKOされた。
新庄剛志監督(53)は試合後、投球内容に苦言を呈し、期限を設けず、2軍で調整させる方針を示した。
猛省の左腕 「連打が良くなかったです」
2点のリードをもらった直後の三回1死二塁。渡部聖にチェンジアップを左中間席まで運ばれ、追い付かれた。四回には先頭から長短3連打を許し、勝ち越されたところで降板となった。この1点が痛手となり、5敗目を喫した左腕は「だめでしたね…。やっぱり、連打を食らってしまったところが良くなかったです」と反省した。

復活を願う指揮官 登録抹消を明言
指揮官は、不安定な内容の投球が続いていることも加味して、山崎の登録抹消を決断。「腕を振ってのチェンジアップならいいですけど、高めに浮く腕の振れないチェンジアップは、バッターとしてはすごい打ちやすいボールだから。あれは正直、やめてもらいたい」と厳しく指摘した。
課題がクリアになるまでは、1軍に昇格させないつもり。復活への期待を込めて「走り込みを中心に(再調整して)。真っすぐのキレと、バッターがハーフスイングをするようなキレのあるスライダーを磨いてきてほしい。しっかり僕は見ている。それまでは鍛え直してもらいたい」と強い口調で求めていた。