【一問一答】ドラ1ルーキー柴田獅子 3日のロッテ戦でプロ2度目の先発「勝つことだけです」
試合前練習で新庄監督(右)と話す柴田=撮影・桜田史宏
目指すはプロ初勝利!
日本ハムのドラフト1位ルーキー柴田獅子投手(19)が3日のロッテ戦(ZOZO)でプロ2度目の先発マウンドに上がる。初登板初先発となった7月26日のロッテ戦では、相手打線を3回パーフェクトに抑え、鮮烈なデビューを飾った。今度はさらに長いイニングを投げて、待望のプロ初勝利をつかみ取りたいところだ。登板前日に行われた取材での一問一答は以下の通り。
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―プロ2度目の先発登板を翌日に控えての心境は
「勝つことです」
―気持ちの高ぶりは感じているか
「やっぱり高ぶっていますよ。しっかり抑えることだけという」
―ZOZOマリンスタジアムの印象は
「暑い(笑)」

―ほかの選手から、球場の特徴などは聞いているか
「試合で投げてみないと、どんな感じか分からないので。そこで早く対応できればいいかなと思います。(球場の特徴は)みんな同じことを言っているので、風が強いと。昼間の暑さは結構すごかったので、あしたの(試合前の)過ごし方とかを考えようかなと思います」
―1軍ではビジター初登板。エスコンでの調整との違いは
「いや、もう全然違いますね、暑いので。暑いのは嫌です」
―暑いのは嫌いか
「嫌いです(笑)。嫌いというか、鎌ケ谷で慣れていたんですけど、1軍に行ってから、もう違うじゃないですか」
―北海道に体が慣れすぎた
「戻っていられないです(苦笑)」

―もともと暑さには弱いか
「いや、暑いところで生まれて育ったので、まあまあ。もう本当にこっち(北海道)に慣れちゃったということですね。それだけです」
―あすは何球がめどか
「何球なんですかね?分かんないです、言われていないので。抑えれば長く投げられるんじゃないかなと思います」
―プロ初勝利のチャンスもあるのでは
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「あるかもですね。打線が援護できるようなピッチング、やっぱり守備の流れが良ければ、バッティングにもたぶんつながってくるので。そこは高校野球から教わってきたので、それをやろうかなと思います」
―新庄監督と話していたが、どんな内容だったか
「バッティングのこととか、ピッチャーのこととかを話しましたね」

―その話を聞いてどう感じたか
「そうだな、と思いながら聞いていました」
―あすの話ということではなく、今後に向けての話か
「ずっとこれからのことも考えた(話を)。守備のこととか。どうやってやっていましたか、みたいな感じです」
―ロッテ戦は初登板で経験済み。一度対戦した相手に投げるのはやりやすい面もあるか
「いや、チームどうこうというよりも、暑さどうこうなので。そこだけです」
―これぐらい(夕方の取材時には太陽が雲に隠れていた)の条件なら良い感じでは
「昼間はやばいです。出たら負けます(苦笑)。昼間に出たら、もう体力めっちゃ削られちゃうので。やばいっすね」
―初勝利が欲しいという気持ちはあるか
「初勝利、どんな感じなんですかね。分かんないですね。ファームでもやったことがないので」

―最低でも5イニング投げないといけない
「喜びますかね(笑)。想像つかないですよ。自分が投げて勝ったというのが、あまりなかったじゃないですか。だからこんな感じなのかなと」
―ペース的には一回から力強くいくイメージか
「やっぱり、いかないといけないですよね。(力を)抜けたら、一番それがたぶんベストなんですけど。長く投げると考えたら」
―今回はそういうことも一応、頭の中に置いておいて
「いや、もうほぼぶっつけ本番です。ビジターというのもあるし、暑さもあるし。本当に全てぶっつけ本番です。それは逆にいいですね」
―1軍で投げる中で、2軍でやっていた時と自分のピッチングスタイルが変わってきた自覚はあるか
「やっぱり球速の上がり具合とか。相手バッターの対応の仕方が違うので、新たな刺激というか、そういうのを見てやっています」

―高卒1年目で優勝を争っている9月に先発機会が回ってくることをどう考えているか
「いやー、やばいですよね(笑)。でもプレッシャーとかはあまり感じないので、そこはいいかなと思うんですけど、ふと思うとやばいですね。ついこの間まで高校生で。すごいですよね。投げられるというのはすごいと思います。まだまだ頑張らないと。ここからですね。初勝利、確かに取りたいですね。何か(成果が)1個あればいいですね。初勝利ですね。5回ですよね。いけますかね?」
―そのためには70球ぐらいか
「分かんないです。良いペースだったら60球ぐらいでいけるかもしれないですね、めちゃくちゃ良いペースで」
―うまく打たせて取れれば
「風もあるので、あまりホームランが入りにくいじゃないですか。そこは結構、有利だなと思います。フライを打たせることですね、三振よりも」
―初勝利を意識して
「勝つことだけです」
