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2025/07/26 20:45 NEW

柴田獅子 プロ初登板 素顔は「致知」を読み込む〝哲学者〟「選手としてではなく、人として野球をやった方が伸びる」

一回、無失点に抑え、ベンチに戻る柴田(左)迎える新庄監督=撮影・井上浩明

■パ・リーグ13回戦 ロッテ0―5日本ハム(7月26日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムのドラフト1位ルーキー柴田獅子投手(19)が、先発でプロデビューを果たした。3回投げて無安打無失点、無四死球と見事な〝完全投球〟を披露した。

3原則を再確認した7月上旬のロッテ戦

 柴田には、野球を楽しむための原則がある。「野球は、『楽に』『簡単に』『面白く』やりたい。これが僕の3原則です」

 7月上旬にZOZOマリンで1軍のロッテ戦を観戦し、自身の思いを再確認した。「見ていて、本当に楽しそうだな、面白いだろうなって思いました。やっぱり、ワンプレー、ワンプレー、沸くじゃないですか。そういうのが良いなぁって。野球は、そこだけだと思います。このプレーが良いとかじゃなくて、沸く、騒ぐ、面白い。本当にそれが全てだと思います」

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探究心の強い飽き性

 性格を「めちゃくちゃ飽き性なんです」と認める一方で、「探究心がめちゃくちゃ強い」とも自己分析する。

 「僕は、できない状態の方が良いんです。もしトップになったら、全然面白くなくて、すぐ飽きてしまうと思う。例えばテストだって、毎回同じ内容だったら100点がずっと取れますけど、それじゃ面白くないじゃないですか」と自身の考え方を説明する。

プロの世界で幸せを感じる日々

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