ファイターズ
2025/08/31 20:25

山県秀 またまたシビれる場面で送りバント成功 再昇格後の成功率100%「自分の自信に」

延長十一回無死二塁、代打で送りバントを決める山県=撮影・松本奈央

■パ・リーグ23回戦 楽天1-0日本ハム(8月31日、エスコンフィールド北海道)

プレッシャーのかかるシーンで任務遂行

 日本ハムの山県秀内野手(23)が1点を追う延長十一回無死二塁の場面で代打出場。きっちりと送りバントを決めて同点のランナーを三塁まで進め、チャンスを拡大させるミッションを無事に遂行した。

 これで1軍再昇格後は、3度、送りバントを試みて全てで走者を進めている。成功体験を積み重ねて、よりチームに貢献できる選手となっていく。

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万波の代打で登場 「え!?」

 楽天に勝ち越しを許した直後。チームは当然、同点、そしてサヨナラ勝ちを目指した。重い空気が漂っていたエスコンの雰囲気が、先頭・石井の二塁打で好転した直後、万波に代わって山県が打席に送り込まれた。実は予期していなかった代打だという。

 「後ろで守備の準備をしていて。帽子をかぶって、何も防具を着けずにベンチにいたんですけど、山田(コーチ)さんと目が合って『バント行くぞ』『え!?』みたいな。誰の打席かも見ていなかったので『誰(の代わり)だろう?万波さん!え!?』って感じでしたね」

森本コーチの言葉で重圧から解放

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