話し出したら、止まらない
今回の「タイトル未定の日常」は阿部葉菜と谷乃愛の対談をお届けする。グループとしての活動期間も長く、姉妹のような関係性の2人は話が止まらない。互いの第一印象や長所、そしてプライベートでの意外な一面などを語り合った。
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地方にはないキラキラ感 都会から来たんだって印象
阿部「第一印象覚えてる? 2021年」
谷「私はタイトル未定の公式Twitterができて、タイトル未定ができましたというのも見てたし、デビューのネットライブも見てたから、最初から知ってたよ。(阿部)葉菜ちゃんは東京のアイドル感がすごかった。地方にはないキラキラ感を持っていたし、都会から来たんだって印象がめちゃくちゃあったよ」
阿部「本当? 今見返したらイモすぎて(笑)」
谷「強そうに見えた。『阿部葉菜です!』みたいな。『ヘッ』みたいな。キラキラしてた。話しかけづらいかなと思ったけど、話したら全然そんなことなかった」
革ジャン着てるモノクロ写真「かっけーな」
阿部「(谷)乃愛が入ってくるってなったときにインスタを見たら、今はあんまり載せないタイプの白黒写真で革ジャンを着ていたやつを載せていて、そのイメージに引っ張られてた。前のグループ時代を知らなかったから、こういう子が入るんだと。年下だろうけど、かっけーなと思って(笑)。案の定、新メンバーの自己紹介だけのお披露目の時に、きっと緊張してるだろうから、自己紹介しやすいようにしようと思って『谷乃愛ちゃんでーす!』って呼び込んだら『はーい!』って、物怖じしなかった(笑)。度肝を抜かれたし、私たちにきっと今足りない物を持ってきてくれた子なんだろうなと。最初は猫かぶりでね。全然喋ってくれなくて、心開くまでちょっと時間掛かったよね」
谷「早い方じゃない? 半年掛からないぐらい」
阿部「でも今の2人よりはさ」
谷「確かに、そうかも。部活をやったことなかったから、どういう感じで接したらいいか分からなかった。プライベートで学校とかに年上の友達は結構多かったけど、仕事となると難しかった。どう接していこうかなと私も悩んでて、みんな優しく話しかけてくれたのに、私が猫かぶって『はい!』みたいな」
阿部「(笑)。でも1回だけ帰り道で2人になった時に、この子はもっと喋れるはずだと思って『乃愛ちゃん、多分猫かぶってるしょ?』とカマをかけたら『はい』って(笑)。それで喋れるなって確信した。それでご飯とか仕事以外の時間で会うようになってから『阿部』とか言うようになった」
「それはないですよ~」からの半年後…
谷「何か言ってたよね。『数年後には阿部とか冨樫とか言ってるよ』って」
阿部「でもその頃『いや、それはないですよ~。何言ってるんですか~』って感じだったけど、半年経ったら言ってた(笑)」
谷「生意気ですね」
阿部「かわいかったよ、敬語の乃愛ちゃん」
何でもできるタイトル未定の太陽
谷「葉菜ちゃんはいなきゃダメなのは当たり前なんだけど、タイトル未定の太陽だと思ってる。オールマイティーで何でもできるよね」
阿部「あら、本当?」
谷「うん、私はそう思う。歌、ダンス、喋り」
阿部「本当に?!」
谷「アイドルが欲しい要素は全部持ってるなと思ってる。特にお休みしている期間の時に改めて感じたよ。いないと華やかさが足りないと思った」
阿部「あら~」
谷「『タイトル未定のパキラっしゅ★』(HBC)とかもいないと、うるせーやついねえなって(笑)」
阿部「やっぱ、そっか(笑)」
谷「声でけーやつ、いねーなって(笑)。でも本当にグループのことを誰よりも考えてるなと思っててこの休止期間に私も葉菜ちゃんの代わりじゃないけど、頑張ろう、まとめようと思ってて、普段から考えてないけど、その期間は特にグループのことを考えていて、改めて葉菜ちゃんって、めちゃくちゃグループとかメンバーのことをよく見て考えている人なんだと思った。誰よりもタイトル未定を大切にしている」
阿部「本当? 今すごいうれしい気持ち。乃愛は普段は生意気なクソガキちゃんなんだけど、私は家族には弟しかいないから、ずっと妹が欲しくて、多分妹がいたらこんな感じなんだろうなと思う。血が近い気がする。何か気が合うよね。他のメンバーとはまた違った気の合い方というか。だから、今回休むってなった時に自分のラジオ番組もどうにかしなきゃいけないってなって、任せる人を考えていた時に、私が初めて休んだ木曜定期を配信で見てたんだけど、すごく乃愛が引っ張ってくれていて、すごく頼りがいがあると思った。他のメンバーももちろんそうなんだけど、特に乃愛がかっこよく見えたから、マネージャーさんに『自分でメンバーに頼みます』って言って、乃愛に朝電話してお願いしたよね。TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)とかもあったし、グループとして大事な時期だったから、本当に申し訳ないなと思いながらも結構乃愛に頼ってた。多分、2択で迷った時に同じ方を選ぶ人だと思ったから、今回は乃愛に分かりやすく頼って、全部正解だったと思ってる」
谷「え~、うれしい~」
阿部「ラジオも超面白かったし。やっぱり私の目に狂いはなかった。多分みんな『え、乃愛ちゃん?』みたいな雰囲気があった気がしたけど、正解だったよ」
谷「ラジオでも改めて、本当にすごいと思ったよ。葉菜ちゃんのラジオはアイドルよりもプライベート感のあるラジオだから、めっちゃくちゃ難しくて、1時間ぐらいミーティングして。30分間ずっと1人で喋ってるのは、本当にすごいよ」
かっこいい言い方をすれば…
阿部「乃愛は吸収力と瞬発力がすごいと思う。めっちゃかっこいい言い方したけど」
谷「(笑)」
阿部「感覚が多分いい。人が言っていることをその場で使うというか、新しく覚えるっていうか。吸収して、すぐ使える瞬発力。これはめっちゃ良いと思っていて、勘が良ければできるんだよ、何でも。私もそうだけど、誰かが欠けた時の歌割りって絶対誰かが飛ばしちゃう。普段歌ってないところだから、踊りに集中しちゃったり、誰かいないだけで、客席もステージ上もちょっと不安定になってるから飛んじゃう部分があるんだけど、乃愛は飛ばさない。責任感もあるし、適応能力が高いから、誰かがやばいってなった時もすぐに『任せて』みたいな」
国語のテストがあったら漢字以外は…
谷「葉菜ちゃんはさっきも言ったけど、周りをよく見ていて、人の気持ちがすごく分かる人だと思う。誰よりもタイトル未定のことが好きで、メンバー1人1人に向き合っているのをすごく感じる。私が加入した時もそうだし、今の2人も、その前に加入した(川本)空ちゃんの時もそうだったけど、1人1人に向き合っていて、すごいなと思うよ。国語能力がすごい。国語のテストがあったら漢字以外は100点取れるんじゃないかな」
阿部「何でだよ! 漢字だって」
谷「漢字は多分ダメだと思う(笑)」
阿部「何でよ(笑)」
谷「それぐらい1人1人に向き合っているのが良いところだなと思う」
阿部「このグループが始まった時に後悔しないようにしようって決めていて、いつ終わってもいいようにっていうのは始まった瞬間から思っている。後悔することって自分ができなかったことよりもメンバーとうまくいかなかったことが心に残っちゃうから、自分がしてもらってうれしかったこととか、もうちょっと長く一緒にいたかったなって思うことはたくさんあって、それは悲しいから、なるべく早く仲良くなろうとか、もっといっぱい喋ろうとかは思ってる。どうしても馴染むまでって時間が掛かるから。新メンバーと仲良くなるのが早いから『2人に優しくない?』ってすごい言われるよね(笑)。『乃愛の時と違わない?』みたいな(笑)。私もどんどん能力が上がっているから、新メンバーとの距離の詰め方」
谷「確かに。言ったわ。新メンバーとの距離を縮めるのも早いし、他のアイドル友達とか、スタッフさんとかも仲良くなるのが早い。周りみんな笑顔だなと思う」
阿部「あら~、うれしい」
谷「何であんな笑ってんだろうって(笑)」
阿部「(笑)」
嘘つく系のゲームは圧倒的に…
谷「葉菜ちゃんは嘘つけない」
阿部「本当恥ずかしいよね」
谷「『タイトル未定のパキラっしゅ★』でも嘘つく系のゲームはバカ弱い(笑)」
阿部「本当びっくりする。自分ではいけてると思ってるんだけど」
谷「顔に全部出てる(笑)。でも良いことじゃん、嘘つけないって」
阿部「もうちょっとやりようがあるよ(笑)」
谷「あとプライベートが結構ゆったりしてない?」
阿部「してるよね…」
谷「タイトル未定として稼働していると、テキパキ、ハキハキで『まとめます』みたいな感じがあるけど、プライベートになるとゆったりめ。歩くのもめちゃくちゃ遅い」
阿部「遅いと思ってたんだ(笑)」
谷「結構時空がゆった~りしてる」
阿部「(笑)」
谷「ホテルで同部屋になった時とか、葉菜ちゃんの家に泊まりに行った時とか、ネト~ってしてる(笑)。キャラクターみたいになっていることが多い」
阿部「やる気ないよね、私生活に」
谷「やる気ないっていうか、ギャップ。全然違う」
阿部「オフを最初は見せられなかった。ダサい感じだと威厳がなくなっちゃうから(笑)。ちゃんとまとめ役でいたいんだったら、しっかりしなきゃと思って弱さを見せられなかったけど、乃愛が最初オフの姿を見て笑ってくれたから『そっか。これもありなんだ』と思ってから、ガンガン出すようになったら、ちょっと面白い感じになっちゃった。見せていい人たちの前で見せてる感じかな。それがないとやっていけないから、オフがあってこそのオンだっていうのはいつも言ってる。ふざけて前髪上げたり、メイクを落とすと笑うよね。力抜ける時に抜いておかないと続かないから、見せられるようになって良かった」
顔の力が抜けてる脱力姿 伝わるかな~?
谷「ホテル同部屋になった時もさ、のび太くんみたいになってた(笑)。それも顔の力が抜けてるから、本当脱力してて、口はベラベラ喋る(笑)。伝えたい、この面白さ」
阿部「イラストに描いたらいいんじゃない? ひどくなりそうだけど」
谷「のび太みたいな寝方してた」
谷が描いた阿部のくつろぐ姿
阿部「(笑)。乃愛は朝っぱらからメイクしてるし、髪を巻いてるよね。アイロンの音で起きるもん。巻く前にストレートにしてからやってるから、ずっとやってる」
谷「帰るだけなのに、たまに髪巻いたりしてるよね」
阿部「本当信じられなかった。朝も強いしね」
谷「朝めっちゃ強くて」
阿部「寝起きも悪くないよね。私も寝起きの機嫌だけは気にしてるから、キラキラの状態の機嫌良い乃愛と、ボサボサの状態の機嫌良い人がいる(笑)」
谷「一時期さ、シルクの帽子かぶってさ(笑)」
阿部「ホテルの乾燥が気になるから、髪をまとめるシルクのナイトキャップかぶってたら、めっちゃ笑われた。金色かな? 肌馴染みのいいやつを付けていたら、乃愛がお風呂上がりかなんかで『うわー!!』って(笑)。ツルツルの人が寝てると思ったんでしょ?」
谷「平気で付けてるから(笑)」
名言「別に頑張ってはいない(笑)」
阿部「乃愛はおバカキャラとしてアイドルを頑張っていると思うけど(笑)」
谷「別に頑張ってはいない(笑)」
阿部「本当にしっかりしてる。時間もお金もキッチリ。本人の言葉を借りるならキッチリ、カッチリしてる。ご飯なら『時間なくない?』ってタイムキーパーをしてくれる。ポケッとしてない。シャキシャキシャキシャキ、みたいな。こんなに表でイジってていいのかって不安になるぐらい、しっかりしてる」
谷「何でか教えてあげようか?」
阿部「え?」
谷「怒られるから、人に(笑)」
阿部「(笑)」
谷「怒られるのは嫌だから(笑)」
阿部「脳内はクソガキだった(笑)。でも大事だよね。怒られたくないもんね、いい歳して」

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