《甲府戦前日》入りからエンジン全開で、というのは、今後大事にしていきたい《柴田Talk》
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■8月22日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
練習後、取材に応じた柴田慎吾監督(40)の一問一答は以下の通り。
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ー前節から1週間たったが、戦術の浸透度は
「間違いなく、先週よりいろいろなことがクリアになって、自分たちを深めることと同時に、相手のこと(分析と対策)も含めて、ベストは尽くせたんじゃないか」
ー甲府の守備をどう崩すか
「まずはアウェーで、基本のところも含めて、間違いなくタフなゲームになる。ベースになる、走る、戦う、というところは負けない。特に相手もホームなので、勢いを持ってやってくると思う。そこに負けず、自分たちから仕掛けていくマインドをしっかり持ちながら、アグレッシブに戦いたい。本当に規律あるハードワークをしてくるチーム。誰がというより、甲府の全体像をしっかり捉えて、ポイントを抑えながら、攻守ともに戦いたい。(元札幌の大塚)真司さんが監督ですし」
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ーマリオの状態は
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「僕は2週間しか見てないですが、マリオに限らず大枠は理解したつもりです。細かい特徴だとかシチュエーションによるリアクションだとか、まだ完全には把握しきれてないところもあるが、2週目というところも含めて、先週より理解は深まっている」
ー前節の秋田戦は、全体的に走り負けていた印象
「走り負けたというか、前半の入りのところで、向こうはアグレッシブに来て、こっちが受けたという点で、それが全体的に走り負けているような印象になったのかな。もちろん、球際とかもっと行かなきゃいけないですけど、そんなに走り負けたというワードを使うほどネガティブな感じではなかった。でも、入りからエンジン全開で、というのは、今後大事にしていきたい。ずっと自分たちからアグレッシブに勇気を持ってやっていこうよ、と言っている中で、じゃあなぜ最初ああやって受けてしまうのか、というところを含め、そもそもの方法論を含めて修正して良い入りができたら」
ー酷暑が予想されるが、ペース配分をどのように考えるか
「僕たちは、ペース配分してコントロールしていろいろ、という状況ではない。入りから全開で行った中で、後ろにも素晴らしい選手が控えているので、スタートで出る人は、まず入りのところでしっかりゲームを作る。良い流れを持っていって、途中で限界を迎えたら、次の選手がどんどん出て行くことが重要になる」
ー前節の負けで昇格への道のりがさらに厳しくなった
「目標は変わらずに、というところと、ただ、勝ち点から逆算した時に現実的なところはしっかり共有して、その中で残り何勝しなきゃいけないか、というところも含めて、そこは共有しました」
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ー前節で指揮官としてJリーグデビューしたものの敗戦。この1週間、眠れたか
「今までアカデミーは夜だったのが朝方になり、生活のリズムが変わったことで、最初ちょっと苦労したんですけど、だいぶ慣れてきた。あとはおかげさまで早起きしている分、夜早く寝れているので、そこは(竹林)強化部長に『鈍感力』って言われるんですけど、逆に良いなって。しっかりご飯も食べれてますし、睡眠も取っているので、健康には気を付けながら頑張りたい」
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