第3子誕生のマリオ 地球の反対側にいる愛娘のために「ゴール決める」
第3子の誕生に次節でのゴールを誓うFWマリオ(中央)=撮影・西川薫
■8月21日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は、23日のアウェー甲府戦(JITス)に向け、11対11やセットプレーで調整した。6月に加入したFWマリオ・セルジオ(29)は今月12日(日本時間13日)に第3子となる次女・マイテちゃんが誕生。6試合ぶりのゴールで〝ゆりかごパフォーマンス〟を決め、3試合ぶりの勝利に導く。
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「マイテのMもやりたい」

遠く離れた地球の反対側でパパが愛を誓う。マイテという名は、マリオが命名した。母国では「ここ最近、マイテっていう名は増えてきている。今後、自分がつけたので流行るかな」。甲府戦でゴールを決めれば「マイテのMもやりたい」と、以前からマリオの「M」ポーズをしていたが、「意味が変わる」と来日2得点目は愛娘に捧げるつもりだ。
ゴールパフォーマンス練習する姿も
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愛娘の誕生には直接立ち会えなかったが、13日の午前3時までは起きて待った。「それまでちょっと我慢して、寝ないで。待った甲斐はあったんですけど、ちょっと寝不足気味ではあった」。その日の練習前には、メンバーから祝福を受け、ゴールセレブレーションを〝練習〟する姿もあった。「昨日なんか、写真撮影して。毎日連絡とってる。FaceTimeとかで。めっちゃかわいい」。プレーへのモチベーションにもつながっている。
助っ人FWへ求められることは一つ
6月に加入。第20節のアウェー藤枝戦でリーグデビュー。次戦のホーム熊本戦で来日初ゴールを決めるなど、5試合連続出場。2試合ぶりに出場した前節・秋田戦では、後半アディショナルタイム6分のヘディングシュートがクロスバーに阻まれたが、状態は引き続き良好だ。来日初のスタメン出場も視野に入る。8月11日に指揮官は交代したが、助っ人外国人FWへ求められることはただ一つ。「ゴールを取るために、求められてここ(札幌)へ来たので、それを取らないと意味がない。準備はしっかりとできていると思います。前節入らなかったので、もう少し細かく集中して、落ち着いて決められれば。ゴールを狙いたい」。点取り屋がいよいよ本領を発揮する。

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