【一問一答】梅林優貴 相手エース今井に脱帽も「自分の野球人生的にもいい経験ができた」
スタメンマスクでフル出場した梅林=撮影・松本奈央
■パ・リーグ17回戦 西武2-0日本ハム(8月7日、エスコンフィールド北海道)
今季初昇格した日本ハムの梅林優貴捕手(27)が「8番・捕手」でフル出場。昨季2軍でコンビを組んでいた先発の達を好リードも、打撃では西武のエース今井の前に3打席連続三振を喫した。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―試合を振り返って
「達がなんて言ったか分からないですけど、(試合前の)ブルペンであまりフォークが落ちていなくて、結構、真っすぐに近い軌道で来ていたので、前半はそれを決め球にせずに、ちょっと投げやすいところで投げようみたいにやっていた。それが良い感じに終盤にかけて、フォークが決まっていたので、良い感じで入れたかなと思います」

―カーブ、スライダーが多いように見えた
「そうですね。曲がり球、ずっと去年から練習していたので、僕も信頼はありますし」
―バッティングでは相手先発・今井の前に3打数3三振
「バッティングはやばかったですね。なんて言ったらいいですかね。見たことない変化していたので、(ベンチ)裏で再現してもらったスライダーを見た時に意外といけるかなと思ったんですけど、立ったら全然ダメで。ただ、日本で一番いいスライダーを投げるって話だったので、これが僕のバッティングだと思わないでほいしいです(苦笑)」
―新庄監督もハードラックと
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「そう思ってくれたのは良かったです。今年、90打席で6個くらいしか三振していないんですけど(※98打席で7三振)。バット当たったの2回くらいだったので。でも、自分の野球人生的にもいい経験ができたなっていうのはありましたね。ああいう球は(打席に)立たないと分からなかったので、いい経験できたなって」
四回2死二、三塁、空振り三振に倒れた梅林(右)
―次こそは
「どうですかね。あのスライダーは打っているイメージが湧かないですけど。もうちょっと普通のピッチャーだったら(笑)。真っすぐはもちろん速かったですけど、もうちょっと頑張れば。スライダーはちょっとなんか。すごい投げられたので、もう一回、映像を見て。次までには」
―新庄監督はベッツでも無理だったかと
「そうっすね。本当にマジできょう(登録)抹消じゃなかったので、次があるってこと。負けちゃったんですけど、そこまでのプレーで監督の印象に残ったことがあったのかなと思うので、守れないと試合に出られないと思うので、そのへんは勘違いせずにやりたいです」

―三回、源田の盗塁を刺してほしかったとも話していた
「あの時、(ボールが)握れなかったので。握れなくて、(盗塁)来そうだなとは思っていましたし。ファームにいた時に、ずっと刺せなくて。首脳陣ミーティングがあった時に、監督から『梅林のスローイング、どうにかしろ』と指令があったらしくて、そこからアナリストと動作解析とか使っていろいろやっていて、すっごい感じ良かったんですよ。イニング間(の送球練習)も良かったんですけど、なんであそこで握り替えミスしちゃうのかなって。なので、ボスもそうやって言ったんだと思いますし、僕もいつ来るかなってずっと待っていたので、それがせっかく来たのに刺せなかったのは悔しいです」
三回、西武・源田に盗塁を許した梅林(左)