【一問一答】北山亘基 新背番号でキャリアハイの7勝目 「寅威さんのおかげ」
新しい番号15を背負い、マウンドへ向かう北山=撮影・松本奈央
■パ・リーグ16回戦 西武0-4日本ハム(8月6日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの北山亘基投手(26)が先発し、新しい背番号「15」で白星スタートを切った。今季公式戦では初めて伏見寅威捕手(35)とバッテリーを組み、8回102球を投げて2安打無失点と好投した。試合後の一問一答は以下の通り。
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―背番号が変わって、気合が入るところもあった
「新庄監督から15番を託してもらって、数字以上にまた違った思いというものを託されたような気がしているので、それを結果で、チームに貢献したいという気持ちで試合に臨みました。あとは15番をファンの皆さんの前で初お披露目というか、初めて試合の中で見せる日だったので、みんなに納得してもらえるようなピッチングをしないといけないなと思っていたので、結果としてチームが勝てたので、良かったかなと思います」

―ユニホームに袖を通したのもきょうが初めて
「まともにちゃんと上下揃えて着たのはきょうが初めてです」
―鏡で見たか
「あんまり見てないです。いつもの着る時の、身なりきれいかな? ぐらいの確認はしましたけど」
―投球を振り返って
「今季公式戦で(伏見)寅威さんと初バッテリーだったので、試合前からいろいろミーティングもして、変化球の使い方だったり、ピッチングの組み立てというのも、しっかりミーティングした通り、良い形で最後までいけました。本当にきょう、すごく良いリードをしてもらったおかげで、途中まで球数もかなり少ない中で抑えていけた。きょう、かなり寅威さんのおかげもあるなと思うので、そこも感謝したいなと思います」
―八回が終わった後、ベンチで加藤投手コーチが近づいてきて悔しいそうな表情も見せていた
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「きょうは完封を目指せる投球内容でしたし、もちろん投げながら、そこを目指してやっていたところはありました。前回登板も7回111球の後、八回に登板機会をもらって最後、抑えきれなかった悔しさもあったので。しっかり次はやり返すっていう気持ちがあったので、九回いけたら良かったなっていう気持ちもありました」
八回、北山(左)に声をかける伏見=撮影・宮永春希
―10番台の重み、ファンからの見られ方も大きいか
「チームの顔になっていくような選手が着けていくような番号だと思いますし、タイミングもタイミングですし、シーズン中に変えてもらったっていうのは、すごくいろんな方が注目することだと思うので、注目された中でしっかり結果を出すのが自分では大事なんじゃないかなっていうふうには思っていた。そういう気持ちで投げました」
―プロ4年目でキャリアハイの7勝目。予定通りか
「今年、最低でも2桁勝ちたいと思ってやってますし、キャリアハイとはいえ、去年はけがもしましたし、先発でフルシーズン投げ抜いた経験はまだないので、そういう意味でも、なんとしてでも今年、2桁(勝利)と規定(投球回)はいきたいという気持ちはある中なので、とりあえず。キャリアハイっていう感覚で喜ぶ要素は全くないです。最低でも2桁でシーズンを終えた時は、一つ自分では良かったというかなと思いますけど、まだまだ過程なので、そこは貪欲にもっと稼いでいきたいなと思います」
―防御率は
「そこ(タイトル)も狙ってますし、勝ち星は不可抗力的な要素もあるので、難しいですけど、防御率は基本的に自分の実力が反映されやすい部分だと思う。イニングだったり、防御率だったりっていうのは個人的にはしっかりこだわってやってます」
―アンダーシャツはまだ背番号57
「これはまだ間に合ってなくて、9月ぐらいになるんですけど、チーム内だとユニホームは間に合っていて、自分の個人の備品はまだ間に合ってないので、今、急ぎで作ってます」
―お立ち台での決めぜりふはいつ聞けるか
「アレですか? アレはアレした時に(笑)。きょう、言おうかなと思ったんですけど、いろんな野手の方に『言えよ』って言われていたんですけど、まだ…。アレした時に」
