【一問一答】北山亘基 初球宴の経験を糧に後半戦初先発へ「メンタル的にもすごく良い経験」
30日のソフトバンク戦に先発する北山=撮影・小田岳史
オールスターの勢いそのままに鷹狩りへ
日本ハムの北山亘基投手(26)が30日のソフトバンク戦(エスコン)に先発。後半戦初登板を迎える。自身初出場となったオールスターでは、第1戦で4番手登板し、2回をパーフェクトに抑えた。スター選手たちが集う舞台での経験をさらなる成長の糧とし、首位攻防第2ラウンドに臨む。登板前日の一問一答は以下の通り。
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―試合に向けての準備はどうか
「オールスターがあって、良い経験をさせてもらって。いろいろな良いピッチャーだったり、良い選手と交流ができて、自分的にも後半戦の糧になるような経験だったので、それを踏まえて1発目、良い形で入れると思うので、しっかり頑張りたいなと思います」
―オールスターでは他球団の選手たちとどんな話をしたか
「技術の話ばかりじゃなくて、たわいのない話もたくさんしましたし、いろいろなすごい選手の人となりというか、この人こういう性格なんだとか、そういうのも見られました。全部が全部、野球につながるわけではないですけど、いろいろな選手の横顔が見られたなと」

―同級生も多かった
「去年のプレミア(12)の時とかに仲良くなった選手もいましたし、同級生で。僕もそのオールスターの一員で、一緒に写真を撮ったりできたのは、すごくうれしかったので。でも、そういった同級生に負けたくないという気持ちも、より芽生えました」
―他球団の選手たちが教わりに来るような光景も
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「いや、僕のことも聞かれたので伝えましたし、意見交換というか。教えたというよりかは、お互いに『こうしているよ』みたいな話をしました。変化球の握りだったり、リリースのイメージだったり、体の使い方だったり、いろいろ話しました」
―オールスターを経験し、精神的にリフレッシュできたか
「そうですね。刺激があったというか、良い選手ばかりなので、こういう中に加われたといううれしさと、こういう選手に勝っていきたいという気持ちが両方あった。すごくメンタル的にも良い経験だったなと思います」
―特に刺激を受けた選手や、まねしたい思った選手は
「ここまで来て、まねしたいはないですけど、でも見て盗むとか、試合で実際に投げている姿を見て、こういうところいいな、というのは、いろいろ各選手ありました。これ、一言では言えないですけど、いろいろな良い選手を間近で見られたというのは、今後につながると思います」

―ソフトバンクにゲーム差を詰められている状況で登板する
「ファイターズもすごく良い調子で試合を重ねていますけど、ホークスもずっと勝っているので、なかなかゲーム差も広がらないですし、そういうのは選手たちはたぶんみんな感じていると思う。そういった中で出番がもらえるというのは、すごく意気に感じるというか、うれしい気持ちはありますし、でもその反面、責任もすごく感じるので、本当に結果にフォーカスして、チームが勝つことに全力でコミットできるように、そこに向かってやっていけるように頑張りたいです」
―気を付けること、気を付ける打者は
「山川選手の状態が上がってきていると思いますし、そこで一発をまず警戒するのと、その手前で不用意にランナーをためて大量失点するというケースもあり得ると思うので、そこは慎重に。慎重にいきすぎても良くないと思いますけど、ちゃんと相手の状態だったり、様子を自分で察知しながら、良い形で攻めて、かわしていけたらいいなと思います」
