【一問一答】達孝太 連勝記録ストップも悲観せず「止められた相手がホークスで良かった」
四回2死二、三塁、ソフトバンク・谷川原に適時打を許し、顔をしかめる達(中央)=撮影・岩崎勝
■パ・リーグ16回戦 ソフトバンク5-4日本ハム(7月31日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの達孝太投手投手(21)が先発し、5回5失点で降板した。2022年に1軍デビューを飾って、現在、無傷の7連勝中だったが、初黒星となった。試合後の一問一答は以下の通り。
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―投球を振り返って
「しっかり打たれたのは、ダウンズ、近藤さんぐらいですか。あとライト前に谷川原さん。それぐらいだったので、持っていなかったなと。全然、真っすぐで押し切れなかったのと、フォークも追い込んでからが良くなかった」
―細かい部分だが、守備のカバーリングも重要か
「そうですね。あの打球(四回の牧原大の打球。記録は一塁内野安打)も結構、難しいですけど、あのへんをしっかりできていたら2点、3点で終わっていたんじゃないかなと思います」
四回1死一、三塁、牧原大の内野ゴロでベースカバーに入った達が捕球できずに内野安打としてしまう
―個人の連勝が止まった
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「そうですね。いつか止まるものなので。その止められた相手がホークスで良かったなと思います」
五回、ソフトバンク・ダウンズ(左)にソロ本塁打を浴びた達
―首位攻防で、普段と違う緊張感はあったか
「球場の雰囲気もいつもとちょっと違いましたし、ベンチの雰囲気も。両方、緊張感があったと思う。その中で出はなをくじかれたのは、ちょっと。流れが良くなかったかなと」
―五回に2つ目の四球を出した後、しっかり抑えきった。次につながるのでは
「きょう、ボールがめちゃくちゃ悪いかと言われたら、そんなことはなかったです。カット、ツーシームを使ったり、チェンジアップを使ったり、いろんなことをしていたので。本当にいい経験だったなと思います。これから先、もっともっと大きくなる自分が想像できたというか、そういう試合でした」
五回を終え、悔しそうにスコアボードを見上げて引き揚げる達
―山川にツーシームで勝負した場面があった。持ち球として以前から使っていたか
「きょう、初めて使いました。もうちょっといっぱい使えたら良かったんですけど、なかなか投げる場面がなくて。きょう、左バッターばかりだったので」
―登板前は柳町との対戦を意識していた。(四回に)内野安打を許したが
「あれ、(達自身が)捕れましたね。とりあえず、ドローということで。本当に次、ホークス戦で投げられるのなら、投げたいですね」
四回、先頭のソフトバンク・柳町に内野安打を許した達
―いつもより三振が少なかった
「最悪ですね、本当に。でも今、自分がそういうレベルにあると、しっかり把握できたので良かったと思います」
―次、ホークスと対戦する時、どんな投球を
「もうボッコボコにしてやりたいと思います。でも、今シーズンはここまで抑えていて、はっきりと課題が見えるわけではなかったので、はっきりとした課題が出たのは良かったなと思います」
5回5失点でプロ初黒星を喫した達=撮影・小田岳史
―ホークス打線はいやらしさがあるか
「もう、近藤さんとか初回、三振を取りたかったですけど、当てるなよ、と思いながら。ランナー三塁でセカンドゴロで点を取ってくるところも含めて、しっかりした野球をやっているなと思います」