【一問一答】郡司裕也 九回には1点差に詰め寄る適時打 「僕の計算ではあのままスタンドに…」
五回2死一、三塁、右前に適時打を放った郡司(左)=撮影・小田岳史
■パ・リーグ16回戦 ソフトバンク5-4日本ハム(7月31日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が「4番・一塁」で先発出場し、攻守で奮闘した。九回には1点差に詰め寄る右前適時打を放つなど、5打数2安打2打点。六回からはマスクをかぶり、3投手を好リードした。試合後の一問一答は以下の通り。
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―五回に右前適時打を放ち、久々に打点を挙げた
「いろんなことやりすぎて覚えていないんですよ(笑)。試合途中からキャッチャーやって、チャンスでいっぱい回ってきて、もうあまり覚えていないですね」
五回2死一、三塁、郡司が右前に適時打を放つ=撮影・岩崎勝
―九回は初球のフォーク狙い撃ちした
「ある程度、待っている球では(あった)。真っすぐとフォークしかないので、僕の計算ではあのままスタンドに入っている予定だったんですけど、きょうは(昨年、来場した日にホームランを打った)GACKTさんが来ている日なので。ちょっと弾道が足りなかったですね」
―バッティングの状態は悪くない
「状態は悪くないですね。凡打の内容もいいですし、継続できればなって感じですね」
―六回からマスクをかぶり、無失点に抑えた
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「今後もこういう起用が増えるかもしれないですし、〝スーパーパワーフォルム〟と言いますか、打たなきゃいけない状況の時にこういう使い方をされると思うので、想定しながらやりたいです」
五回2死一、三塁、右前に適時打を放った郡司
―九回は無得点で終わるより、今後につながる攻撃だった
「相手には嫌なイメージを付けていると思いますし、シーズン後半に響いてくれればなと思います」
―前日30日にワイン醸造レストランの内覧会で話していた「挑戦者の気持ち」は変わらずに
「つなげようとしますね(笑)。ずっと挑戦者ですね。(チーム内でも)首位という意識はみんな、なかったと思いますし」
―ソフトバンクは他球団と比べても…
「特に上位打線の質が圧倒的だなって感じがしますし、強いなって思いましたね」
九回2死一、二塁、郡司が中前に適時打を放つ
―強さを感じた部分は
「コアの選手がコアの活躍をしていますし、ランナーをかえす、ホームランを打つ、タイムリーを打つはもちろんですけど、それ以外の選手も自分の役割をしっかり分かって全うしているなって感じです。終盤に出てくるピッチャーも盤石ですし、キャッチャーの配球とかにしても裏をかかれたり、やっちゃいけないことをやらなかったり、徹底されているなって感じはしましたね」
―キャッチャーでスタメンで出るのと、途中から出るのとでは違いはあるか
「きょうみたいな感じだったら、試合をつくるとかはない。ピッチャーのいいところを出し続けるだけなので、展開とか別に気にしないというか。そういう感じですね」
九回2死一、二塁、中前に適時打を放った郡司(右)