コンサドーレ
2025/07/26 18:35

家泉怜依「競争しながら共闘しながら…」レギュラー再奪取へライバルから学び

紅白戦に主力組でフル出場したDF家泉。宮、浦上ら同ポジションのライバルから多くを学んでいる=撮影・宮西雄太郎

■7月26日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 中断期間明けから大型DFの逆襲が始まる。北海道コンサドーレ札幌は26日、札幌市内で紅白戦(30分×3本)を行った。主力組のCBで先発したDF家泉怜依(25)は、90分間フル出場し完封勝ちに貢献。新戦力の加入で出番を減らした背番号15は、レギュラー返り咲きへギラギラと闘志を燃やしている。

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 試合を通して高い集中力を保ち、相手の攻撃をシャットアウトした。実り多い紅白戦を終えて「行くところ行かないところの声掛けを意識して、自分たちではめることができた。連係が合わなくて僕が1対2になるシーンはあったけど、明確に危なかったのはそれだけ。良い形の守備ができました」と上々の手応えを得た。

 札幌は6月の特別ウインドーで宮、浦上を獲得。経験豊富なDFコンビは加入後すぐにポジションをつかみ、クラブの守備に安定感をもたらした。それまでリーグ戦14試合にスタメン出場していた家泉は定位置を失い、第19節・今治戦ではベンチ外も経験。当時は失意のどん底にいたが、その目線は今、ポジション再奪取へ向けられている。

 「自分が失点に絡んでいたので代えられる可能性があるのは分かっていたけど、ベンチ外になるとは思っていませんでした。代えられたときのメンタルは良くなかったけど、今はしっかり練習からできている。何試合か外から見ることで頭を整理できて、自分に足りないものを2人が持っていると感じたし、逆に自分の方ができる部分もあると再確認しました」

「2人に比べて足りていない」もの

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