コンサドーレ
2025/06/12 17:55

家泉怜依 新戦力と競争&共闘誓う「2人ともやりやすい。負けないように」

新加入のDF陣に大きな刺激を受けているDF家泉(中央)=撮影・宮西雄太郎

■6月12日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌のDF家泉怜依(25)が12日、札幌市内で行われた全体練習に参加し、第19節・今治戦へ向けて調整した。札幌は6月の特別登録期間にDF宮大樹(29)とDF浦上仁騎(28)を獲得。リーグワースト3位の29失点を記録する守備の立て直しを図り、積極的な補強策に打って出た。前半戦のディフェンス陣を支えた背番号15は、新戦力の加入に大きな刺激を受け、レギュラーの座を守り抜く覚悟を示した。

「一層、集中したい」

 つかみ取ったポジションを譲るつもりは一切ない。今季リーグ戦15試合に出場する家泉は、ライバルとなり得る男たちの移籍を冷静に受け止めている。

 「失点が止まらなかったのが現実だし、自分も良いプレーができていないのは分かっている。今までは試合に出られる状況だったので、ポジションを取られないように一層、集中したい」

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 前半戦は残り1試合を残すのみ。中断期間中はシーズンで浮かび上がった課題を克服するため、じっくり時間を掛けて思考を整理してきた。「今までの失点は同じような形が多かった。ボランチとの間のスペースが空いてしまったり、奪われた後の形や、行くところ行かないところの判断力。そういうところを中断期間中に改善できた。今まで相手にやられてきた軽いプレーは少なくなってきたと思う」。入念な対策を施し、リーグ戦再開の時を待つ。

「強いチームから来てくれたことで…」

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