阪神の森下＆オリックスの太田とともに

　日本ハムの万波中正外野手（２５）が２２日、大阪市内で「マイナビオールスターゲーム２０２５」前日イベントに出席した。

　同学年の森下翔太外野手（２４、阪神）、太田椋内野手（２４、オリックス）とともに私服姿でトークショーに出演し、集まったファンを沸かせた。

１００万円ゲット宣言！

　イベントの始めに、球宴の試合前に開催されるホームランダービーの１回戦組み合わせが発表された。日本ハム勢は清宮幸が２３日の第１戦（京セラドーム）で森下と対戦。レイエスは２４日の第２戦（横浜）で牧（ＤｅＮＡ）と顔を合わせる。万波の出番も２４日で、上林（中日）と激突する。

　司会者に賞を狙うかと振られ「もちろん！」と力強く返答した。８人で競うトーナメントの優勝者には、賞金１００万円などが贈られる。

「すんごいド派手なヤツ、注目してほしい」

　球宴は３年連続３度目の出場。まずはファンの後押しに触れ「去年に続いて最多得票。本当にありがたいです」と感謝した。すでに常連になりつつあるが、今年はシーズン中とは違った楽しみを提供するため、準備を進めた。

　「プレーもそうなんですけど、オールスターということで、使う道具も特別なもの（を用意した）。すんごいド派手なヤツ、注目してほしいなと。靴からレガースまで、全部が派手だと思うので、そこは楽しみにしてほしいなと思います」と笑顔で予告した。

今も持つピッチャーへの憧れ

　野球をしている子どもからの質問コーナーでは、リラックスムードで対話した。

　好きなポジションと、その理由を聞かれ「僕はピッチャーですね。格好いいじゃないですか。１６０キロを投げてみたい。やりたいです。外野手の前はピッチャーをやっていたので、一番好きなポジションと聞かれたらピッチャー」と意外な憧れも口にした。

なるか２年ぶり本塁打＆最優秀選手賞

　この２戦はシーズン中の重圧から開放され、童心に帰って暴れるつもりだ。日本ハムを代表するスラッガーは「めったにない、皆さんが純粋に野球だけを楽しめるイベントになる。ホームランを打てるように全力で頑張るので、ぜひ一緒に楽しみましょう」と熱く訴えていた。