三塁手部門と外野手部門　ともに狙うホームラン

　「マイナビオールスターゲーム２０２５」（７月２３日・京セラドーム大阪、同２４日・横浜スタジアム）のファン投票最終結果が発表され、日本ハムの清宮幸太郎内野手（２６）が三塁手部門、万波中正外野手（２５）が外野手部門でそれぞれ選出された。合同で取材に応じた２人の一問一答は以下の通り。

―清宮は３年ぶり２回目の選出
清宮「選んでいただいた皆さん、ありがとうございます、という感じです」

―ファン投票による選出は初めて
清宮「皆さんが投票してくれたおかげで、素晴らしい舞台に立てるのでうれしいです」

―今回は三塁手部門で選ばれた。どんなプレーをしたいか
清宮「まさか、三塁手でオールスターに出られるなんて、数年前の僕からしたら考えられないので。思いっきり楽しんでいるところを見てもらいたいです」

―２０２２年はサヨナラホームランでＭＶＰを獲得。今回も狙っていくか
清宮「そうですね。今年も思いっきり狙いたいと思います。野手が取りやすいと言われているので、印象に残るバッティングができればと思います」

―万波は３年連続３度目の選出
万波「ありがたいなと思いますし、皆さんの期待に応えられるように頑張りたいなと思います」

―パ・リーグの最多得票
万波「本当に感謝していますし、これだけ自分のオールスターを見たいと思って投票してくれた方たちがいることは、うれしいこと。なるべくオールスターの当日にいい結果を出して、その期待に応えられたらいいなと思います」

―２３年は２試合連続本塁打でＭＶＰ。昨年はエスコンで３安打。今回は
万波「まあ、ホームランですね。全打席ホームラン狙い。景気良くいきます」

―互いにＭＶＰを狙うとしたらライバルになる。意識はするか

万波「そうですね（笑）。どっちも１本ずつ打ったら清さんが選ばれそうな気がするので（笑）。清さんより多めに打ちたいです。ホームラン２発とか打てたら最高かなと思います」

清宮「そんなことないと思いますけど（笑）。２試合あるので、仲良く２人が交互に取れるように」

万波「僕は全然、どっちも取りたい（笑）。余裕でどっちもいきたいですけど」

―第１戦は、万波が高校時代を過ごした横浜スタジアムが舞台
万波「３年間、そこで勝って甲子園を決めるということだけを目指してやっていました。プロに入ってから交流戦でハマスタに来ると、何か特別な高揚感があります。唯一、懐かしさを感じるような球場。そういう意味では特別かなと思います」

―球宴で楽しみにしていることは
万波「オールスターといえば、普段はなかなか話すことができない方たちと話す機会でもあるので。タイミングが合えば、セ・リーグの人にも話を聞けたらいいなと。佐藤輝さんと森下とか、バッティングはすごく興味ありますし、２人とも前半戦で素晴らしい成績を残しているので。そのへんはいろいろ気になるところがありますので、聞ければいいかなと思います」

清宮「普段のプレッシャーから解放されて、伸び伸び野球ができるのはオールスターぐらいかなと思うので、なんにも気にせず、わちゃわちゃしたいです（笑）。前に出た時は、レフトを守ったり、ファースト、サードを守ったり、１番を打ったり、ホームラン競争のバッティングピッチャーをしたり、精いっぱい楽しませてもらったので、今回もたくさん楽しめたら」

―ファンにメッセージを
清宮「選んでくださったファンの皆さん、ありがとうございます。選んでもらった以上、恥じないようなプレーをたくさんしたいと思いますので、楽しんで見てもらえれば」

万波「今年も選んでいただいて、ありがとうございます。大いに盛り上げられるように全力で頑張るので、ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします」