ファイターズ
2025/07/22 15:40 NEW

《ハム番24時》7月22日


 夏の甲子園を目指す球児たちの戦いが全国で熱く繰り広げられている。「高校野球、めっちゃ好きなんですよ」と話す高卒4年目の柳川は、母校の九州国際大付が準々決勝まで勝ち進んでいる福岡県大会に熱視線を送っている。

 「やっぱり、(強さは)西短(西日本短大付)が抜けていますね。(母校と)当たるとしたら決勝。難しいかもしれないですけど、(甲子園に)行ってほしいですね」と、新庄監督の母校をライバル視し、後輩の勝利を願っていた。

 チームでは清水優も九州国際大付の出身。柳川は「前は、甲子園に行った時に(清水)優心さんと差し入れをしました。今年も行ってくれれば考えます」と、再び先輩と共同での差し入れも検討している。

 聖地を目指す後輩たちの中で1人、気にかけている投手がいるという。「毎年、学校には行っていて、試合に出ている子は分かります。ベスト16で先発した1年生の子(岩見輝晟)が良いらしいんです。身長が僕(191センチ)ぐらいあって、左投げなんです。名前に同じ字が入っているんですよ。(柳川大晟と)晟の字が一緒なので、注目です」と教えてくれた。

 自身も、気温とともに調子を上げている。真夏の仙台で3試合連続3者凡退で3連続セーブを挙げ、「練習がきついですし、暑いのは嫌なんですけど、1イニングなので、なんとかなる。(球速も)もっと出そうです」と自信をみなぎらせていた。福岡にいる後輩たちはきっと、プロのマウンドで輝く〝柳川先輩〟に憧れていることだろう。

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