ファイターズ
2025/06/26 16:00 NEW

柳川大晟 リーグ戦再開後も守護神熱望 不運も自らの責任? 三振に執着する理由はー

6月22日の交流戦最終戦の試合前練習、新庄監督(右)に声をかけられる柳川

交流戦6試合に登板 防御率0.00の2セーブ

 日本ハムの柳川大晟投手(21)がリーグ戦再開後の守護神定着に燃えている。

 安定感が増した投球で首脳陣の信頼を勝ち取り、交流戦の終盤は抑えを任されて2セーブをマークした。たぐり寄せたチャンスは逃さない。4年目の育成出身右腕は、三振にこだわり、チームの命運を握る仕事と向き合う。

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「最後にみんなが集まってくる感じが好き」

 4月上旬の1軍昇格後、ビハインドの局面を含め、さまざまなシチュエーションで登板してきた。結果を積み上げると、大事な持ち場を託されるようになった。重圧がのしかかる役回りも、望むところだ。

 「抑えをやりたい気持ちは強いです。九回を抑えて、最後にみんなが集まってくる感じが好き。そこにやりがいがある」と訴えた。

6月21日の中日戦、九回を無失点に抑え、チームメートに迎えられる柳川(中央)

 

昨季とは異なる心持ち

 育成から支配下契約を勝ち取った昨季、新庄監督に抜てきされ、抑えを経験。8セーブを挙げている。当時は、怖い物知らずのまま、腕を振っていた。1年過ぎて、その難しさ、重みを理解した。

 「去年は流れ、勢いでやっていた。今は冷静に一球一球、整理しながら投げられるようになりました」と自らの成長に触れた。

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