ファイターズ
2025/07/17 12:00 NEW

山県秀 1カ月半ぶりに決めた犠打 その裏にあった先輩、首脳陣の支え「みんなアドバイスしてくれて…」

14日の西武戦、五回無死一塁、犠打をきっちり決めた山県がベンチ前でチームメートの祝福を受ける

見事成功したバントに周囲から祝福

 日本ハムの山県秀内野手(23)が14日の西武戦(東京ドーム)で先制点につながる犠打を成功させた。

 0-0の五回無死一塁で迎えた第2打席。相手先発・隅田が投じた初球を投前にしっかり転がし、ホッとした表情。ベンチに戻ってチームメートから祝福を受けると、あどけない笑みがこぼれた。「ベンチで(周囲から)やっとか~って。初めて(犠打が)キレイに決まったんですよ。自信というか一個決まってホッとしているのもありますし、もう本当にうれしかったです」

ホームランよりうれしかった

 犠打が記録されたのは5月27日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来、およそ1カ月半ぶりだった。「いや~本当にいろんな人にあいさつというか、おかげさまでって。こう言って良いのか分からないですけど、ホームランよりうれしかったです」と興奮気味に振り返った。

14日の西武戦、五回無死一塁で犠打を決める山県

 

犠打は課題の一つ

 堅守が売りの山県にとって、犠打は課題の一つだった。東京ドームで行われた6月17日の巨人戦。バントのサインが出たが、投ゴロ併殺に倒れ、新庄監督から「ああいうのを決めていかないとレギュラーを獲れない」と苦言を呈されていた。試合前にバント練習を繰り返すなど必死に取り組んでいると、首脳陣、先輩たちが助言をくれた。

それぞれからの助言がついに形に 「自分の力で決めた感じがしない」

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