【プレーバック】北北海道大会準々決勝 北見北斗1-9旭川志峯(7月15日、旭川スタルヒン)

旭川志峯・河合が好投&2点打
旭川志峯が北見北斗を9-1の七回コールドで下し、2年連続となる準決勝に進出した。
一回、北見北斗の不安定だった守備の隙を突いて一挙3得点を挙げ、そこからの3回連続の得点で一気に試合を優位に進めた。旭川志峯先頭の熊野瑠威左翼手(3年)は左前打で出塁すると、暴投で二塁へ進塁。2番・上田翔也右翼手(3年)の三塁内野安打が敵失を招き、先制に成功した。続く無死二塁からは3番・億貞壮汰遊撃手(2年)の右前打で一、三塁となり、4番・松本琉葦捕手(2年)の中犠飛で1点を追加。さらに1死一、二塁から6番・村田敏泰二塁手(2年)がレフトへ適時打を放って3点目となった。
二回も四球で先頭打者が出塁し、犠打と内野安打で1死一、二塁。続く上田が犠打を成功させ、送球間に二走が生還した。三回も四球で先頭が出塁。安打と犠打などで2死二、三塁となり、9番・河合悠希投手(3年)の内野安打が2点適時打となって6点差とした。
六回も1死二、三塁から億貞、松本の連続適時打で3点を追加。リードを9点に広げた。
旭川志峯先発の河合は7回4安打1失点(自責0)。三回まで連続3者凡退に抑えるなど六回まで二塁を踏ませなかったが、七回は無死一、二塁から北見北斗先発の北原龍投手(3年)に中前打を浴び、味方のエラーも重なって1点を失った。それでも崩れることなく、後続を連続凡打に打ち取り、試合をコールドで終わらせた。
北見北斗は相手の先頭打者を全ての回で出塁させ、二回以降は全て四球で出してしまったことが大量失点にもつながった。
■支部予選からの連続無失点が23イニングで途切れた旭川志峯の河合悠希投手(3年)
「そこは気にしてはいないけど、その1点の取られ方が良くなかったので、次の準決勝までには変えていきたい。(背番号1は)プロに行った沼田さんらが付けてる番号で、責任がある番号。そういう方々には到底及ばないけど、少しでも近づけるように、まず残りの2試合を勝ち切れるように、一戦一戦、自分のやれることをやりたい」