【一問一答】山本拓実 10戦連続無失点リリーフ 夏場にめっぽう強い理由はー
七回、2番手の山本拓が3者凡退に抑える=撮影・岩崎勝
■パ・リーグ13回戦 オリックス6-0日本ハム(7月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山本拓実投手(25)が11日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦の七回に救援し、3人でピシャリと抑えた。5月31日のロッテ戦(エスコン)から10試合連続無失点。夏場にめっぽう強く、ブルペンに欠かせない戦力となっている。試合後の一問一答は以下の通り。
―10試合連続で無失点。好投が続いている。状態の良さを感じるか
「毎日、新しい一日だと思って投げているので。それ(無失点)を継続できているのはいいことかなと思います」
七回を無失点に抑えた山本拓=撮影・松本奈央
―夏場に入って抑えられている理由は
「去年も7月以降から成績が上がってきましたし、僕自身、夏に強いという自覚がある。しっかりと毎日、やるべきことをやって、次の試合も抑えられるようにやっていきたいです」
―きょうは6点ビハインドの登板。場面によって気持ちは変わらないか
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「前回はセーブがつくような場面で、きょうは点差が開いた場面。気持ちは変わってしまいがちなんですけど、究極、バッターにボールを投げるということは変わらない。あまり点差は気にせずに、自分のできること、やるべきことに集中する。点差によって相手の攻め方は変わってくると思うので、そこは理解しながら。その日、その日でベストを尽くすことを徹底してやっています」
―先発が打たれた後のリリーフは難しい
「相手も勢いづいてどんどんくると思う。そこにのまれないようにして。きょうで言うと、流れを変える役目だったと思う。攻撃でもピッチャーが代わると流れが変わることがありますし、その逆もあると思う。いい意味で、空気を読まずに、自分のできることをしっかりとやることが大事かなと思います」

―夏に強いのはサウナ効果があるか
「そうかもしれないです。春先からずっと(サウナを)続けているので、暑熱順化(暑い環境に体を慣れさせること)が、うまくいっているのかもしれないです。小学生のころから夏になると調子が良くなるので。もともと暑い気候が合っている可能性もありますけど。暑い時期に嫌なイメージは全然なくて、いいイメージなので。去年もそうでしたけど、チームにもっと貢献できるように、どんな場面でも投げていきたいです」