ファイターズ
2025/06/18 23:30 NEW

山県秀 久々の快音で語った感謝の気持ち 松本剛、伏見、首脳陣…ルーキー支える周囲の人々の存在

五回2死一塁、山県が中前打を放ち拍手する=撮影・桜田史宏

■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム1-2巨人(6月18日、東京ドーム)

 日本ハム・山県秀内野手(23)が、「9番・遊撃」で先発出場し、五回に14打席ぶりの安打となる中前打を放った。試合後、ルーキーが口にしたのは先輩たちへの感謝だった。

出場4試合ぶり、14打席ぶりの安打に安堵の表情

 1点を先制した直後に迎えた第2打席。西舘の投じた初球を中前へはじき返した。出場4試合ぶりの安打をマーク。一塁上でほっとした表情を浮かべた山県が、真っ先に名を挙げたのが選手会長だった。

 「1軍に来てから(松本)剛さんにバッティングの相談していて、ずっと教えてくれていた。剛さんがいなくなって、自分でどうやっていくか考えながらやっていたんですけど、やっぱり心の支えになっていたんだなって」

最初に声を掛けてくれたのが剛さんでした

 4月中旬に球団の新人一番乗りで初昇格。その時、最初に声を掛けてくれたのが、今月13日に出場選手登録を外れた松本剛だったという。「打てないって言われて(プロに)入ってきたと思うけど、絶対に打てると話をしてくれて。そこから〝剛さん信者〟みたいになりました(笑)。憧れの先輩もありますし、剛さんが(助言を)言ってくれるのがうれしくて素直に話を聞いていた。本当に剛さんの言葉を信じてずっとやっているので、自分を信じてやっていきたいと思います」。今まで掛けてくれた言葉の数々が、山県の心を奮い立たせてくれた。 

自分、結構谷内さんのフォームに似ていて

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