大学・社会人野球
【プレーバック】全日本大学野球選手権準々決勝 青山学院大5-0北海学園大(6月13日、東京・神宮球場)

安打数は互角も得点奪えず0封負け
北海道勢過去最高に並ぶ4強入りを懸けて、148キロ左腕のエース木村駿太投手(4年、札幌国際情報)が今大会初先発した。一回1死から二塁打を浴びて三塁まで進めたが、無失点で切り抜けると、強力打線を三回まで0封と最高の立ち上がりを見せた。
北海学園大打線は、相手先発の変速左腕ヴァデルナ投手(4年)に苦戦した。二回、2試合ぶりにスタメンに復帰した5番・斉藤真吾右翼手(4年、北海)が左前打で出塁すると、犠打と暴投で三塁まで進んだが、後続が倒れ先制機を逃した。
0-0で迎えた四回、木村がつかまった。先頭に左中間を破る二塁打を浴びると、2死三塁から、相手打者のバットをへし折るも、中前にポテンと落ちる適時打で先制を許した。五回には、再び先頭に安打を許し、犠打と味方守備の失策で1死二、三塁。右犠飛で追加点を与えた。
木村は七回先頭に安打を許したところで降板。2番手でプロ注目の153キロ右腕・高谷舟投手(4年、札幌日大高)が登板した。ところが盗塁と犠打で1死三塁から暴投で失点。続く打者に左翼へ2点本塁打を浴び、0-5と引き離された。
打線は六回途中から登板した青山学院大の本格派・鈴木泰成投手(3年)の前に無安打に七回まで抑え込まれていたが、八回2死から常谷拓輝遊撃手(4年、札幌静修)が左前打で出塁したが、後続が続かず。安打数では北海学園大が6本と1本差に食らいついたが、最後まで得点を奪うことができず、北海学園大の快進撃は止まった。
▼▼▼北海学園大のコメント、投打成績は以下▼▼▼