正々堂々としないと意味がない。どんどんエース級、来てちょうだい《SHINJOの信条》

■パ・リーグ11回戦 日本ハム1-1楽天(5月25日、楽天モバイルパーク宮城)
―細野の投球をどう見たか
「良いです。うん。良いの一言。良いでしょ?」
【細野晴希 プロ最長7回1失点 初勝利お預けも「変わらずに続けていけたら」】
―中継ぎ陣の好投
「みんな良かった。きょうは本当に。結構(登板間隔が)空いていましたけどね。中継ぎも投げ抹消?(笑)。時間を空けてね。(孫)イーレイ、良いですね。やっぱり(相手打者が)ボールを見ていないというのもありますけど、左バッターへのチェンジアップかな? 抜けがすごいですよね。ただ、まあ、打てんね。満塁で打てない、ゲッツー多め。全部、ノーアウト一塁はバントしようと思って。それで(走者を)進めた方が良いでしょ。1本打ってくれたら、みたいな。びっくりした、(二回の)五十幡くんのバント。(三塁手の)村林くん、すぐそこにいるやん(笑)。そこにせんでも。アウトコースいっぱいだったらバットを引いてね。ピッチャーゴロでもまだ良いかなと思って。『ええーっ』と、言ったもんね。びっくりした。余裕がないんでしょうね。とにかく前に転がそうという意識しかないと思うから。バッティングの方は良いです。打つ瞬間に左肩がポンって出てきて、上から叩くスイングではなくなって。練習では下から、かち上げるぐらいのイメージで、セカンドゴロを打つようなイメージで。ゴロになるから。ホームラン競争とかそうでしょ。狙おう狙おうと思ったらみんなゴロを打って、しかも三遊間に良い打球が転がっていくようなイメージ。でもね、こういう時はあると思う。打てない時はあるので、今はピッチャーが踏ん張ってくれているから。これの繰り返しじゃないですか。よう、この位置にいますよ。しかも、最初の方なんか、バリバリエースばかり来てね。それをなんとか耐えて耐えて、良い成長をしていますよ」
【進藤勇也 憧れる浅村の2000本安打に刺激 快挙当日に〝突撃取材〟「僕が気になっているところを…」】
―打線はてこ入れするのではなく、待つか
「ですね」
―九回1死三塁から連続の申告敬遠で満塁にしたのは
「野球のルール上、あれが正解。満塁にするという。普通のことをやっただけで」
―満塁で田中が踏ん張った
「良かったね。申し訳なかった、あの(郡司の)エラーが。ああいうエラーを正義くんがカバーしてくれて。ちょっとイレギュラーしていましたかね。でも、捕れますね。硬くなるんでしょうね、ああいう打球は。こういう順位、面白いじゃないですか。ハラハラして」
―(次のカードに触れ)
「ソフトバンク(の先発)が有原くん、モイネロくん? すごいね(笑)。当ててきているのかな? 偶然なのかな? 当ててきてくれているなら光栄ですけどね」
―その意図もありそう
「たいしたチームじゃないですか(笑)」
―西武がじわじわ上がってきている
「いいじゃないですか。抜いたり抜かれたりして。ソフトバンクさんも来てくれて。早く近藤くん、柳田くん、正木くんが戻ってきて、戦いたいですね」
―ベストメンバーの相手を倒したい
「それはそうでしょう。そこで勝たないと。でも、強いという(笑)。こっち(主力が抜けている状態)の方がいいんじゃないという(笑)。でも、正々堂々としないと意味がないと僕は思うので。どんどんエース級、来てちょうだい」
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