《SHINJOの信条》今で言うと石井くんでしょうけど、しーっ（口の前に人さし指）
■パ・リーグ１２回戦 オリックス０－７日本ハム（５月１５日、エスコンフィールド北海道）
―細野と進藤のバッテリーで無失点
「良かった、ヘリコプターで呼んで（笑）。安心感があったでしょ。細野くんは五回に足がつるというルーティンがあるみたいで（笑）。だから六回で止めたんじゃないですか。そのルーティンは削除してもらって。でも良かったね」
―進藤のリードも良かったのでは
「なんか、安心感があるんですよね。ベンチで見ていても。なんだろう。体形かな。ピッチャーに返すボールもいいし。キャッチングもいいし。１本欲しかったですけどね。（初安打の記念球を確保するために）ずーっと立っておかなアカン、ベンチ前で（笑）」
【今季初先発の細野晴希「とりあえずバッターに振ってもらおう」 思考の変換で６回無失点】
―七回は追い込まれてから犠打を成功させた
「よくしたね。まあ１球目で決めろと。１球目で、あら、これサイン変更しようかな、と思った（笑）。あの空振りを見て。でもよく決めてくれました。あぶねー言うてました」
―安打が出ず、苦しんでいた郡司が適時打
「ね。８０打席ぐらいノーヒット？ ３３打席か。長かったでしょうね。でも僕は信じて２番で。きょうは４本ぐらい打ちそうかな、という話はしていたんですよ、郡司くんと。そうしたら４打点。そっちの方がいいね」
【郡司裕也が決勝２点タイムリー 野村離脱のピンチも「○○をつくっていくチャンス」】
―宮西が８８０試合連続リリーフ登板の日本記録をつくった
「日本記録をつくってしまったから、今度は一から。もうナンバーワンになってしまったので、新人のつもりでまた野球を楽しんでもらったら、もっともっと長くできると思うので」
【宮西尚生 投げ抜いて到達した今年で最後の覚悟― ベテランの逆襲は〝最後の悪あがき〟】
―細野が好投。力のある先発が増えている
「抹消、抹消、抹消で（休養させながら）やっていける年が来るとは思わなかった（笑）。だいたいキャンプで結構先発がいるね、となっても（シーズンになると）減って足りないとなる。今は間隔を空けて。でも間隔を空けすぎたらダメなタイプもいるので。そのへんはうまく、ピッチングコーチがやってくれると思う。伊藤くんだけは（中６日となる）火曜日でやってもらわないと」
―細野はどこが成長しているか
「進藤くんが（マスクを）かぶるときの安心感がこのピッチングにつながっている。昨年の甲子園でも同じようなピッチングをしてくれたので。細野くんがローテーションに入ってくれば、進藤くんは細野くんを離さないようにしないと（笑）。２割７分くらい打ってくれたらね、肩も強いし、おもしろい選手に育ってくれると思う」
【達孝太＆細野晴希 近未来のエース対談～前編 〝世界基準〟で急接近 ２人が描く５年後はー】
―序盤は勝てなかったエスコンで２カード連続勝ち越し
「言ったやん。ビジターが怖いね、今度。逆パティーン（パターン）になると言っていたでしょ（笑）。ほかの球団はナイターでやっていて、うちは（平日の）デーゲームで。子供たちの野球人口が減っている中、日程が組まれる前からこういうことをしようとプランを組んで。子供たちに野球を見せられる。すごくいい考えだなと思っていました」
―左脇腹を負傷した野村は抹消に。長期離脱は避けられそうだが
「２週間をメドに直してもらって。そこから（２軍で）試合に出て。早まる可能性はあると思うし。これでファーストのポジションが２週間以上、空くので。チャンスと言えばチャンス」
【松本剛 悔しさ胸に鎌ヶ谷で今季１号 ２軍だからこその「うれしいけど、ダメなこと」とは】
―４番は試合ごとに判断するか
「モーレ（レイエス）は一回に打席が回ってきてほしいんですよね。今で言うと石井くんでしょうけど、しー（口の前に人さし指）。それはやめておきます。本人も分かっているでしょうし。でもきょう、ノーヒットだったら打順を上げようと、ヘッドと話していて。一、二塁間に土地を買っているから（笑）。そこに打てるというポイントがあるんでしょうね。もっとセカンドは（一塁側に）寄ればいいのにね。ショートもサードもセカンド側に動いたら、セーフティー（のサイン）を出すけどね（笑）。石井くん、乗っているからバントしても何か起こると思ったんですよ。（八回に）セーフティーを出したんですけど、何か起こりましたね（記録は犠打エラー）」
【中島健人 ハートをボールに持ち替えて田宮裕涼へ全力投球「できることはしてきた」】
