レバンガ来季HCにトーステン・ロイブル氏の就任を発表 クラブ創設初年度以来14季ぶり復帰

26年Bプレミアも見据え
Bリーグのレバンガ北海道は今季限りで退団した小野寺龍太郎HC(43)の後任にクラブ創設時の2011-12シーズンに初代HCを務めたトーステン・ロイブル氏(53)が就任することを発表した。ロイブル氏は、育成世代の男子日本代表や3×3日本代表男女チームのHC、チェコの育成年代の要職を歴任した。ロイブル氏、桜井良太GM(42)のコメントは以下の通り。
「ハードワークに勝るものはない」
■トーステン・ロイブル氏(53)
「コーチとしての多くの年月の中で、コーチングとバスケットボールの活動で30カ国以上を訪れ、私の心に強く残った特別な場所がありました。それは北海道です。素晴らしい人々、美しい札幌の街、そして熱狂的でバスケットボールを愛するレバンガ北海道のファンは、いつも素晴らしい思い出をよみがえらせてくれます。北海道は魅力的で、札幌が再び私のホームタウンになることを嬉しく思います。私たちの前にはたくさんのやるべきことがあります。私は『ハードワークに勝るものはない』という言葉を信じています。私たちの使命は、次のシーズンに備えるだけでなく、B.LEAGUE PREMIERの大きな機会に備えることです。機会に面した時に準備を始めては遅すぎるからです。レバンガ北海道にとって新たに重要となる章にクラブを導くことを任されたことを光栄に思います。このエキサイティングな仕事に私を選んでくれたレバンガ北海道の経営陣に心から感謝します」

マネジメント力に大きな期待
■現役時にロイブルHCの下でもプレーした桜井良太GM(42)
「このたび、レバンガ北海道は、トーステン・ロイブル氏と2025-26シーズンのヘッドコーチ契約を結ぶ運びとなりました。ロイブル氏は初代レバンガ北海道ヘッドコーチとして、2011年のクラブ創設当時の難しい状況から始まったチームを、あと一歩でプレーオフ出場というところまで作り上げてくれました。その後、アンダーカテゴリーの男子日本代表や東京オリンピックに向けた3×3日本代表男女など、特に育成年代の日本代表において大きく貢献されてきました。チームがこれまで積み上げてきた規律やハードワークを土台に、ロイブルHCによる選手の特徴を活かした戦術・戦略、そしてチームを作り上げるマネジメント力に大きな期待を寄せています。B.LEAGUE PREMIERに向けて、強くて魅力的なチームを一緒に作り上げていきたいと思っています」
