ファイターズ
《ハム番24時》5月12日

子どもたちの素直なリアクションが興味深かった。この日は試合がなく、選手たちが4組に分かれ、道内の小学校を訪問していた。札幌北都小学校は田宮と奈良間が担当。遊びや会話を通じて児童と触れ合った。
質問コーナーが始まった。低学年でも分かるように、丁寧に言葉を選び、ユーモアを交えて説明した。3年生から「緊張した時はどうしますか?」と問われ、奈良間は「僕、緊張しないので」と即答。続けて「緊張する人ー? まだまだ練習が足りないということですね」と呼びかけると、ブーイングが飛び「野球やっていません」と鋭く突っ込まれていた。
4年生から「長打を打つためにはどんな練習をしたらいいですか?」と聞かれ、タイプが違う両選手は苦笑い。田宮は「僕もあまり打っていないので難しいんですけど、スイングをいかに速くできるか、かなと思います」とマジメに答え「奈良間選手は長打が多いので、代わります」と丸投げ。奈良間は「レイエス選手とよくしゃべることですかね。レイエス選手としゃべれば、長打が打てるようになります」と珍回答を繰り出したが、反応は薄く、小学生には刺さらなかったようだ。
キャッチボールや玉入れを一緒に楽しみ、最後は記念撮影に応じた。終始、熱烈な歓迎を受けた。2人ともグラウンド内で見せる顔つきとは違う。子どもたちと無邪気に遊ぶ姿はとても、ほほ笑ましかった。
