《SHINJOの信条》遠目で「完封させたいなー」って言いました。ごめんなさい、口出しして(笑)

■パ・リーグ8回戦 楽天0-4日本ハム(5月11日、エスコンフィールド北海道)
―(古林の完封勝利を受け)
「グーリンだけに、グーの音も出なかったと。きょう、八回かな、ピッチングコーチに遠目で『完封させたいなー』って言いました。ごめんなさい、口出ししてって(笑)」
―加藤投手コーチの考えは
「いや、迷っていました」
―監督の言葉によって続投となったのか
「遠くで、やまびこのように(笑)。そこで、パッと、行かせますと」
―古林の投球内容が良かった
「素晴らしかったね。スライダーのコントロールがめちゃくちゃ良かったね。左バッターに対しても、インコースで詰まらせて、サードファウルフライ。フライが多かったしね。クイックもしっかりしてくれて。やっぱり真っすぐが打ちづらいんでしょうね。素晴らしい」
【古林睿煬 台湾時代含めプロ初完封 最愛のおばあさんとの思い出はクレヨンしんちゃん!?】
―ポテンシャルを考えると、完封は驚かないか
「うん、全然。もう、なんならノーヒットノーランしてほしいぐらい。でも、1本打たれてもいいかなという気持ちもありましたね。1本出たら、あまり硬くならないので」
―マダックスだった
「いや、グダックス(笑)。ちょっと語呂が違うから、ここで言うのやめようかなと思っていた。ちょっと違うのよ。これからもあるから、彼は。ファンの方たちに、今後グーリンがつくりあげて行く、マダックスを変えられる何か(造語)をつくってほしいですよね」
―登板ごとに良くなっていきそう
「そんなことはないんじゃないですか。一回、どこかで壁にぶつかるときも来ると思うので、そこからまた成長。相手チームはまだ対戦していないから、ここから研究されていくと思うから。でもこのまま突き進むかもしれないしね。それは今後、楽しみだね」
【古林睿煬を支える通訳・高麗諒さんは高校のチームメート 学生時代から続く2人の〝友情物語〟】
―吉田の先頭打者本塁打で勢いづいた
「当たったね、1番。石井くんも考えたんですよ、きょう。ただ、石井くん、上(の打順)に持って行くと打てんから(笑)。そのままおとなしく、好調を持続させようと思って」
―それも当たった
「当たった、良かった。引っ張ればいいんですよ。きょうの距離、見ました? あれでいいんですよ。うまく打ちましたよね。ちょっと打った後、格好つけていたけど。あれはちょっと叱っておかないと(笑)。ベンチ見て、指さしていた」
―石井の活躍がすごい
「そうそう、このまま行ってくれたら、レギュラー取れますよ。このままの調子で。きのうも良いプレーしましたしね。球際に強い選手じゃないから、いつも言うんですよ、球際、ストライクゾーンの際際を意識しなさいと」
【石井一成 母の日に今季1号2ラン「好きそうだなと思って」贈ったプレゼントは…】
―きょうは捕手に田宮を起用。意図は
「今、合うキャッチャーを探していて、きょうの田宮くん、良かったから、次も田宮くんで行って。もし悪かったらマルティネス(笑)。それはない? 分からないですよ」
【田宮裕涼 古林のマダックスをアシスト 同学年右腕から「ちょっとイジられた」出来事とは】
―マルティネスの復帰は近いのか
「まだまだ」
―練習前に、野手が田中SAとバント練習をしていた
「(田中)賢介くんには、バントの技術的なことプラス、精神的な心構えというのを聞きたかった。(森本)稀哲くんと賢介くんは、僕が現役時代にものすごくバントを決めていたので、うまいなーと思いながら。それで、お願いしました。きょう、田宮くんのケース、あれ渡辺(翔)くんがうまかったですよね。クイックできながらワンバンをわざと投げて。あれはちょっと当てられない」
【バント失敗減へ 田中賢介SAが臨時講義「緊張感を持ってやることが重要。1球を大事に」】
―五十幡も1本出た
「出たね。あのね、僕、打つ方はそんなに期待していないから。守備で打点を稼いでくれ(打点に匹敵するプレーをしてほしい)と思っているから。その中で結果が出てくれたらいいかなって。彼の守備範囲は、本当にピッチャー、助かりますよ。センターに飛んだら、もうアウト、という。そこがでかいから」
―レイエスの一塁守備は
「良かったね。初回に(ファウルフライを捕って)盛り上がってくれて。あれを計算して出した(笑)」
―本人も楽しそうだった
「疲れたんじゃないかな。でも交流戦に向けて、あと2、3試合はファーストで。千葉では守らせない。人工芝のところで。楽しくやってもらえたらね。楽しいと思うんですよ、違うポジション。いつもDHなので。モーレがファーストで、内野手に良いボール投げてあげないといけないという気持ちにさせることが大事なので」
―試合前にレイエスが清宮に圧力をかけていた。ワンバウンドを投げるなと
「ハッハッハ。そういう会話もね、素晴らしいじゃないですか」
―20勝目。ペースは思った通りか、予想以上か
「いやいや、こんなもんでしょ。ここから、ちょっと差を広げていけそうな雰囲気も出てきている。交流戦でまた、分からないじゃないですか。交流戦までに何とか差を広げていきたいなと思いますけどね」
―これからは5勝4敗ペースではなく
「うん。打線が良くなってきたしね」
―首位に立った
「(差を)広げていきたい」
―この時期は首位より、2番手につけて、最後に抜くことが理想か
「まあ僕は、瀬古さんタイプだったので。イカンガーに42.195キロ、ずっと余裕を持ちながらついて行って、残り150メートルで、ヒュッと抜くというのが格好いいですよね。プロ野球的にも盛り上がる。けど首位で、独走はしたい(笑)」
【12日誕生日の伏見寅威へ〝バースデーサプライズ〟 仕掛け人・池田隆英が明かした舞台裏】
【伏見寅威 〝バースデーサプライズ〟の反応 印象に残ったメッセージは…】
【母の日特別企画:浅間大基 忘れ物を届けてくれた母は〝親友〟「しょうもないボケしたら…」】