古林睿煬９８球マダックスで来日２勝目

　日本ハムは投打がガッチリかみ合い、楽天に４－０の快勝を収めて本拠地エスコンでは今季初のカード３連勝。リーグ最速の２０勝に到達し、単独首位に立った。先発した古林睿煬投手（２４）は９８球２安打無四球と圧巻の投球を見せ、来日初完投初完封で２勝目をゲットした。

　打線もいきなり先頭打者弾で〝火球男〟を後押しした。「１番・左翼」で先発した吉田賢吾捕手（２４）が、楽天の先発・岸の初球、高めの直球をとらえて左翼スタンドへ４号ソロを叩き込んだ。二回には１死一塁、石井一成内野手（３１）の１号２ランで２点追加。六回にも適時打を放ち、２安打３打点の活躍を見せた。

　六回２死まで完全投球だった古林は、楽天の小深田に初安打を許し、七回先頭の中島に中前打を打たれたが、許した走者はこれだけ。八回、九回もテンポ良く３人ずつ料理した。

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