アマ野球
2021/12/05 14:21

リトルシニア北海道選抜 「やるからには優勝」久米島カップに出場

久米島メモリアルカップに出場する道選抜メンバー

 中学硬式野球のリトルシニア北海道連盟選抜が「2021 JTA・RAC久米島メモリアルカップ」(26~28日、沖縄・久米島)に出場する。例年、台湾で開催されている「日台国際野球大会」の代替大会。関東連盟5チーム、東北連盟1チームと1回戦総当たりのリーグ戦を行い、優勝を目指す。

 チームは10月末に始動した。結成から、わずか2カ月で大会に臨む。過去に2度、道選抜のコーチを務めた小野寺賢一監督は「まとまるまでの時間が早ければ早いほど、子どもたちの力が発揮されてきた」。過去の選抜チームを振り返り、選手同士の積極的な対話を促した。
 札幌市で計3度、合宿を敢行。仲間との会話を増やすために携帯電話の持ち込みを禁じた。キャッチボールでは毎日、違う相手と組ませた。短期間で互いの性格やプレーの特徴を理解し合い、連携を深めること成功した。有賀拓郎主将(2年、札幌東)は「最初の頃とは比べものにならないくらいチームワークが良くなった」と手応えを口にする。
 全道の精鋭18人が集結した道選抜。対戦相手の関東、東北の選抜チームも強豪だ。西村颯汰副主将(2年、旭川北稜)は「北海道を背負って戦いたい。やるからには優勝」と抱負を述べた。

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