アマ野球
2023/11/16 21:30

東農大北海道3年連続初戦敗退 石澤大和は集大成の4回⅓を2失点【明治神宮野球大会】

2番手で登板した東農大北海道の石澤はランナーを背負いながらも力投(撮影・玉田順一)

■明治神宮野球大会第2日(11月16日、明治神宮野球場)
▽大学の部1回戦 環太平洋大8-1東農大北海道 ※八回コールドゲーム

 東農大北海道が16日の1回戦で環太平洋大に1-8の八回コールド負けを喫し3年連続の初戦敗退となった。先発した笠間稜世投手(3年)が2回⅔を4失点と序盤から相手に主導権を握られた。バトンを受けた石澤大和投手(4年)は4回⅓を2失点(自責1)と好投。しかし、相手に傾き続けた流れを引き寄せることはできず、相手投手陣の前に4安打1得点。6月の全日本大学野球選手権に続き、またも全国の舞台で白星を挙げられなかった。

石澤「自分的には後悔のないピッチングができた」

五回を三者凡退に打ち取りベンチの出迎えに笑顔を見せる東農大北海道の石澤(中央)

 悔いの残らないように左腕を振った。三回2死三塁の場面でマウンドに上がった石澤は、迎えた打者に左越え二塁打を浴びたものの、次打者を三振で切り抜け波に乗った。降板した七回まで1安打1四球。失策も絡み2失点を喫したが、清々しい表情だった。大学野球最後の登板を「4年間全てを出し切ろうと思っていた。自分的には後悔のないピッチングができた」と振り返った。

育成契約OK姿勢もドラフト指名なし

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