Bリーグ
2023/11/02 18:00

〝アジアの流川楓〟フィリピン代表のレバンガSG/SFラモスが連敗止める

連敗脱出へ、フィリピンの〝流川〟ラモス(中央)がひっぱる(撮影・西川薫)

4日からアウェーFE名古屋戦

 B1東地区7位のレバンガ北海道は11月4日からアウェーで中地区4位のファイティングイーグルス名古屋と2連戦に挑む。9月のW杯に出場した〝アジアの流川楓〟こと、移籍2季目のSG/SFドワイト・ラモス(25)が連敗脱出をけん引する。

甘いマスクで女性ブースターに人気

 甘いマスクで女性ブースターにも大人気のラモスが表情を引き締めた。「個人的なコンディションもいいしチームとしても悪くないと思うけど、なかなか今、勝ちきれてないのでチーム内で少しピリピリしてる感じ。これを少し緩くするというか安定させるには、なんとしても勝たなきゃいけない」。10月8日の今季初勝利以来、約1カ月ぶりの白星をたぐり寄せる。

今季9試合中8試合でスターター

 移籍1年目の昨季は、開幕11試合目の京都ハンナリーズ戦(11月20日)で右足首を捻挫。約2カ月の長期離脱を余儀なくされ、想定外のシーズンだった。今季はチーム9試合中8試合で先発。チームで2番目の1試合平均27分13秒プレー。開幕2連戦は1桁得点に留まったが、3戦目から10月25日の千葉ジェッツ戦まで5試合連続の2桁得点をマーク。「個人的に出だしは良かったんじゃないかな」と手応えを感じていた。

島根戦は「恥ずかしいパフォーマンスだった」

 しかし、同28日、29日のアウェー・島根スサノオマジック戦では第1戦に3点、第2戦は13得点と盛り返したが、「個人的にはちょっと恥ずかしいパフォーマンスだった。1戦目に関しては自分がしっかり試合に絡めなかった。自分の努力の足りなさが感じますし、2日目に関してはもっと効率的に点数を入れたりとか、特に競った試合になると1つ1つのプレーが大事」と責任を感じている。

もう1人の「流川楓」

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