Bリーグ
2023/10/04 23:00

レバンガ一致団結 桜井良太最後のシーズンを有終の美で送り出す

開幕を控え練習に熱が入るレバンガ北海道の寺園(左)と桜井(撮影・宮永春希)

 B1レバンガ北海道は10月7日、秋田ノーザンハピネッツとのリーグ開幕戦(札幌・北海きたえーる)に挑む。4日に報道陣へ練習を公開。主要メンバー、スタッフは今季で現役引退するSF/SG桜井良太(40)を有終の美で送り出すために一致団結している。

PG寺園「本当にただでは引退させないぞって気持ち」

 今年はレバンガにとって特別なシーズンになる。発足から在籍してきたチームの顔がユニホームを脱ぐ。今季W主将の1人を務めるPG寺園脩斗(29)は、「これまで北海道を引っ張ってくれた良太さんが今シーズンで引退。僕たち選手もチームも本当にただでは引退させないぞっていう気持ちでいるので、まずは開幕戦の土曜日、全員でその日にフォーカスして絶対に勝ちを取りたい」。固い決意で週末に臨む。

 そのためにはまず堅守の構築だ。普段より多くミーティングを繰り返し、プレーの連動や細かい部分の確認をしてきた。小野寺龍太郎HC(41)は22-23シーズンにリバウンドでリーグ3位の1試合平均11個を記録したCスティーブ・ザック(30)を警戒する。「去年の秋田さんと比べても、特にザック選手がボールを持つ頻度が非常に増えている」。そこから展開されるSF古川孝敏(35)らスモール陣への多彩なパス攻撃を防ぐのが最大の狙いだ。

小野寺HC「シンプルに戦力として期待している」

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