ファイターズ
先発2戦目の北山 タカ打線警戒「最少失点で切り抜ける」

前回の西武戦で6回ノーノー 中6日で挑むソフトバンク打線
快投再びだ。日本ハムの北山亘基投手(24)が11日、ペイペイドームで行われるソフトバンク戦で先発する。リリーフから転向して2戦目。6回無安打無失点に封じた前回4日の西武戦(ベルーナ)がフロックではないと、証明する。
敵地での登板が続く。中6日の調整を終えた北山は落ち着いていた。ソフトバンク打線はパ・リーグ打率トップの柳田を中心に強打者揃い。一筋縄ではいかないと理解していて「すごい打者がたくさん並んでいますし、気を抜けば一発もある。つながってくると止まらないイメージもある。足を絡めてきたりとか、本当に隙のない打線」と警戒を強めていた。
期待の新庄監督も指導 「バッターが迷うくらいのテンポで」
先発としてのキャリアはまだ浅い。背伸びはせず、我慢しながらゲームメークしていくつもりだ。チームに勝機をもたらすことが、最優先の仕事とわきまえ「ピンチになった時でも最少失点で切り抜けるということを意識して、投げていきたい」とイメージした。
9日に熊本でブルペン入りした際には、打席位置に立った新庄監督から「バッターが迷うくらいのテンポで投げてくれ」と指導を受けた。地面すれすれの直球も要求され、実践。「教授」の愛称で親しまれる2年目右腕はハードルを一つずつクリアし、ローテーションに定着する。